ボタン1つでお手軽アップロード支援

ビクター、YouTube対応ムービーカメラ発売へ

2008/07/16

victor01.jpg バッテリ込みでも270グラムと小型・軽量の「GZ-MS100」

 日本ビクターは7月16日、同社ムービーカメラ「Everio」シリーズの新モデルとして、撮影動画を手軽にYouTubeへアップロードできる機能を備えた「GZ-MS100」を発売すると発表した。19日から順次出荷する。想定実売価格は5万円前後。

 バッテリを含んだ重量が270グラムと小型軽量が特徴。光学35倍ズーム対応で、F1.8〜F4.0の明るいレンズを採用した。記録メディアはSDカードで、MPEG-2の720×480ドット、352×240ドットの動画を撮影できる。2GBのSDカードを使った場合、最高画質の720×480ドットで約29分、標準画質で約1時間。352×240ドットの場合、約2時間30分の撮影ができる(バッテリによる連続撮影可能時間は2時間5分)。

 「ワンタッチアップロード機能」と名付けられたYouTubeとの連携機能は、本体側の「UPLOAD」ボタンと、PCにインストールする付属ソフトウェアの連携によって実現する。撮影前にあらかじめUPLOADボタンを押すと、撮影時間の上限が10分となるほか、ファイルに「アップロード向け」という記録が残る。カメラをPCとUSB接続した状態で、再びボタンを押すと、専用のウィザードが起動してアップロードを行うことができる。ウィザードでは「キーボード操作を不要にしたかった」(開発担当者)といい、YouTubeのアカウント情報などをあらかじめ登録しておけば、マウス操作だけでYouTubeに任意の動画をアップロードできる。アップロードする動画の選択画面では、事前にUPLOADボタンを押して撮影したものだけがリストアップされる。

 YouTube用として撮影する場合でも、通常通りの画質で撮影を行う。これはアップロード用とする目的ために思い出のシーンなどの画質を落とさないための配慮で、画像サイズや画質の変換はアップロード時にPC上で行う。

victor02.jpg YouTubeにアップロードする動画の撮影前には「UPLOAD」ボタンを押す
victor03.jpg UPLOADボタンを押して撮影した動画は、PC上の専用ソフトでリストアップされ、ウィザード形式で簡単にYouTubeにアップロードできる

(@IT 西村賢)

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