インテック・ネットコアが無償で公開

IPv6ユーザーの割合を可視化するブログツール

2009/01/20

 インテック・ネットコアは1月20日、WebページにアクセスしてきたユーザーのIPv4/IPv6の比率を視覚的に表現するブログパーツ「IPv4/IPv6meter」を開発したことを発表した。同日より無償で提供している。

v6meter01.jpg

 IPv4/IPv6meterをWebページに設置すると、そのページにアクセスしてきたユーザーのうちどのくらいがIPv4環境で、どのくらいがIPv6環境なのかという割合を、色別に分けて可視化できる。従来、IPv4のみに対応したWebページでは、アクセスしてきたユーザーのIPv6対応率を把握できなかったが、このブログパーツは設置するだけでその比率を可視化できるため、WebページのIPv6化を検討する指標にできるという。

 インテック・ネットコアは、2011年にはIPv4アドレスの在庫が枯渇し、新規のアドレス割り当てが停止するという「IPv4アドレス枯渇問題」によって、適切な対応を取らない限り新規サーバ構築ができなくなるにもかかわらず、対応があまり進んでいないのが現状だと指摘。この問題を乗り切るには、「現在のインターネットの状況を正確に把握し、行動を起こしていく必要がある」としている。

(@IT 高橋睦美)

情報をお寄せください:

Master of IP Network フォーラム 新着記事

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

AI生成コンテンツの大増殖で「ソーシャルメディア」が「ソーシャル」ではなくなる日
AIが生み出すコンテンツをAIが学習しさらなるコンテンツを生成する未来は、私たちが望む...

生成AIで美容業界の未来を創造 エスティ ローダーとマイクロソフトがAIイノベーションラボを設立
両社は消費者とのつながりを強化し、より迅速かつ効果的な市場投入を実現することを目的...

ドメイン変更によるSEOへの影響とは? メリットとリスクおよび失敗しない手順
ドメインはWebサイトの現住所を表し、それ自体がWebサイトの看板の役割も果たします。今...