QuantaStorが国内展開開始

クラウドバックアップもできるストレージソフトウェア

2011/07/11

 a2zソリューションは7月7日、ストレージソフトウェア「QuantaStorストレージ アプライアンスOS日本語版」の提供を開始したと発表した。米OS NEXUSの製品で、汎用サーバ上で動かし、iSCSIあるいはNFSストレージとして利用できる。

 QuantaStorはサーバに直接インストールできるほか、VMware ESXi、Hyper-V、XenServer、Virtual Boxの仮想イメージが用意されていて、仮想化環境上で動かすこともできる。オンライン容量拡張が可能で、シン・プロビジョニング機能を備える。NICチーミングが可能なほか、iSCSIでは10Gbpsにも対応できるという。また、任意のボリュームをAmazon S3に自動バックアップすることも可能という。A2zソリューションではこれにより、「ディスクtoディスクtoクラウド」のデータ・バックアップ体制を安価に構築できるとしている。

 QuantaStorには、「フリーエディション」と「スタンダードエディション」がある。フリーエディションは無償だが、ユーザーは1人のみ利用可能。スタンダードエディションは容量により価格が異なり、8TB までが19万7400円、16TBまでが38万6400円、などとなっている。

(@IT 三木泉)

情報をお寄せください:

Server & Storage フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき課題」1位は「ジェンダー平等」――SHIBUYA109 lab.調査
SDGsで挙げられている17の目標のうち、Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき...

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...