Android端末の管理オプションを追加

Skyがクライアント管理ソフトをバージョンアップ

2011/07/13

 Skyは7月11日、クライアント運用管理ソフトウェアの新バージョン「SKYSEA Client View Ver.6」を発表した。

 SKYSEA Client Viewは、クライアントPCの資産管理とセキュリティ管理、ログ収集といった機能を提供するソフトウェアだ。エージェントを通じて、インベントリ情報やアプリケーションのインストール状況など、クライアントPCに関するさまざまな情報を収集し、ポリシーに準じた運用がなされているかどうかを監視する。バージョンアップを重ねるたびに対応範囲を広げ、USBデバイス管理や、プリンタやハブも含めた多様なIT機器の管理、サーバ監査などの機能も備えるに至っている。

 新バージョンではオプションとして、Android端末に対するモバイルデバイスマネジメント機能を提供する「SKYSEA Client View for Android」を追加した。PC同様に、Android端末に関する情報や操作ログを定期的に収集し、ポリシーに反する不適切な操作を検知すると、端末に注意を表示したり、機能を制限することができる。また、紛失時に備え、遠隔からスマートフォンのロックやデータ消去を行うことも可能だ。

 また、ソフトウェア資産管理機能も強化。ソフトウェア登録作業を簡単に行えるようにしたほか、Excel形式の申請書を用いて、部署単位でソフトウェア利用の申請/許可を行えるようにし、効率よく運用できるようにした。

 さらに、LANやBluetooth、WiMAXといった通信手段に応じて、社内ネットワーク以外へのデータ通信を制限する機能も追加している。

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(@IT 高橋睦美)

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