6年続いた“RubyKaigi”が今年でいったん終了

規模拡大で体制に限界、日本Rubyの会が再スタートへ

2011/07/20

 Rubyコミュニティ主導のイベント、「RubyKaigi 2011」が2011年7月16〜18日の3連休を使って東京・練馬で開催された。2006年に250人規模でスタートし、410人、564人、704人、744人と伸びてきた参加者数は、2011年の今年は997人と最大規模となった。年々参加者数を伸ばしてきたRubyKaigiだが、今回が最終回となる。

 運営に携わってきた日本Rubyの会の会長を務める高橋征義氏によれば、これまで個人の有志が集まった任意団体だった日本Rubyの会は、来月中にも一般社団法人として法人登記し、再スタートを切る形となるという。新団体は「現行の活動を引き継ぐが、RubyKaigiは名前も含めて白紙に戻して検討し直す」(高橋氏)としている。

announce.jpg 新たに発足する新団体の設立趣旨について、RubyKaigi 2011で説明する日本Rubyの会の会長、高橋征義氏

 背景には規模の拡大がある。年次イベントであるRubyKaigiへの参加者数が増え、予算規模も大きくなった。契約主体の不在や資産管理の難しさなど、法人格なしでの活動に限界が見えてきていたという。これまで属人性が高かった運営についても、社団法人とすることで、民主的で持続可能な運営を担保する定款も用意した。

 RubyKaigiは年次の全国イベントのほかに、北海道から九州まで、「地域Ruby会議」という形で過去3年の間に各地で25回開催されてきた。この地域Ruby会議は、オンラインの会報誌「るびま」への報告が決まりとなっているものの規模やスタイルに決まりがあるわけではなく、今後も継続して開催される見通しだ。

audience.jpg RubyKaigi2011の最終日、参加者らは運営スタッフに対してスタンディングオベーションで感謝の意を示していた

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(@IT 西村賢)

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