FON
フォン
スペインのベンチャー企業FON社による、個人の無線LANアクセスポイントを共有する接続サービス。FONユーザーが無線対応ルータを開放することで、近くにいるFONユーザーはインターネットへの接続サービスを利用できる。通常の公衆無線LANとは異なり、商業地域だけでなく、むしろ住宅街で利用できるのが特徴だ。
FONユーザーは、「Linus」「Bill」「Alien」と名付けられた3種類のサービスの中から1つを選んで利用できる。なお、BillとAlienは決済が必要なため、現在は一部地域や国でのみの提供となる。
Linusは、無償でネットワークを開放する代わりにほかの会員のネットワークも無償で利用できる。Billは、ネットワークを開放するとFON社からアクセスポイント使用料の50%が報酬として支払われるが、ほかの会員のネットワークの利用も有償になる。そしてAlienは、自身のネットワークは公開しないが、ほかの会員のネットワークを有償で利用できる。
FONユーザーは「Fonero」(フォネロ)と呼ばれる。日本でも2006年に日本法人が設立され、本格的なサービス展開が始まっている。専用ルータ「ラ・フォネラ」は販売されており、同ルータを購入することで「Linus」としてサービスを利用できる。
ちなみに、LinusはLinux開発者のリーナス・トーバルズに、Billはマイクロソフト創始者のビル・ゲイツに由来する。
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