DOSシステムを入手する方法

デジタルアドバンテージ 小林章彦
2002/01/05

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 BIOSをアップデートする場合、Windows上から行えるシステムが増えてきているものの、いまだにDOSが必要とするものも多い。Windows 98やMeの場合は、起動ディスクを作成することでBIOSアップデートが可能なディスクを作成することが可能だ。また、Windows XPではBIOSアップデート用のシステム・ディスクを作ることができる。

 しかし、Windows 2000では起動ディスクを作ることができず、別途DOSシステムを用意する必要がある。すでにマイクロソフトはMS-DOSのパッケージ販売を終了しており、流通在庫で見つからなければ、もはや入手することができない。一方、日本IBMからは「PC DOS 2000」が入手可能だが、BIOSアップデートに9800円のパッケージを購入するのはためらわれる。そこで、DOS互換システム「DR-DOS」の利用をお勧めする。

 現在、DR-DOSは組み込みLinuxのディストリビュータである「Lineo」が非商業利用に限って無償で提供している。入手は、同社のftpサイトから行える(DR-DOSのftpサイト)。2002年1月上旬での最新版は「DR-DOS 7.03」で、ライト版とフル版の2種類が提供されている。BIOSアップデートならば、ライト版で十分だ(ライト版でフロッピーディスク3枚、フル版で5枚それぞれ必要)。ライト版の場合、/pub/drdos/DR-DOS.703/images/にある、

MKDSKZIP.EXE
LDISK01.144
LDISK02.144
LDISK03.144

の各ファイルをftpでダウンロードし、Windows 2000の[コマンド プロンプト]上でMKDSKZIP.EXEを実行する。MAKEDISK.EXEなどが展開されるはずだ。さらに、MAKEDISK.EXEを実行し、指示に従って展開するイメージ・ファイルを選択するなどして、フロッピードライブに空のディスクを入れればDOSのシステム・イメージがフロッピーディスク上に展開される*1

*1 もし、この方法でエラーが生じたら、MKDSKZIP.EXEからMAKEDISK.EXEと一緒に展開されるDISKCOPY.EXEを利用してみよう。たとえばライト版の1枚目のフロッピーディスクを作成する場合は、空のフロッピーディスクをドライブに挿入してから、

DISKCOPY LDISK01.144 A:

と実行すればよい。

 これでDOSのシステム・ディスクができあがるので、BIOSアップデートを行う場合は、このディスク(1枚目)で起動し、BIOSアップデート・プログラムを実行すればよい。このDR-DOSには、DOS上でCD-ROMドライブを利用可能にするNWCDEX.EXE(MS-DOSのMSCDEX.EXEと同様のコマンド)も付属するので、CD-ROMブートが行えないシステムでWindows XPをインストールすることも可能だ。ただ、DR-DOSにはPCカードを認識させるためのカードサービスは付属せず、PCカードで接続したCD-ROMドライブは認識できないので、特にノートPCで利用する場合には注意したい。記事の終わり

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ブート用フロッピーディスクをバックアップするには
 
  関連リンク 
DR-DOSのftpサイト
 
「PC Hints」

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