仮想マシンの作成プロセス
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これでテンプレートのインポートは完了です。次にこのテンプレートを基にして仮想マシンを作成します。
「Virtual Machines」タブを選択し、右上の「Create Virtual Machine」ボタンをクリックします(図10)。
次に仮想マシンの作成方法を選択します。「Create virtual machine based on virtual machine template」を選択して「Next」ボタンをクリックします(図11)。
図10 仮想マシンの作成に入る。まずCreate Virtual Machineを選択 |
図11 今回はテンプレートを使った仮想マシン作成を選択 |
仮想マシンを作成するServer Poolを選択します。現時点では1つしか作成されていないのでそのまま「Next」ボタンをクリックします。
図12 仮想マシンのServer Poolを選択 |
仮想マシンの基になるテンプレートを選択します。今回は先ほどインポートした「OVM_EL5U2_X86_ORACLE11G_PVM」を選択して「Next」をクリックします。
図13 仮想マシンテンプレートを選択する |
仮想マシンの情報を入力します。
図14 仮想マシンの情報を入力する |
Virtual Machine Name:任意の仮想マシンの識別名
Console Password:VM Managerから仮想マシンコンソールにアクセスする際のパスワード
Enable High Availability:H/A機能の有効/無効 現在はServer PoolでH/A機能が無効になっているため、仮想マシンレベルでのこの設定はグレーアウトされています
その下にあるのはネットワークの設定です。ここで仮想マシンの仮想ネットワークインターフェイスの追加、削除ができます。デフォルトでは1つの仮想ネットワークインターフェイスが作成されます。今回はデフォルト設定のままにしておきます。「Next」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されますので情報を確認して「Next」ボタンをクリックします。
図15 作成する仮想マシンの情報を確認する |
これで作業は完了です。テンプレートイメージのコピー、設定ファイルの作成といった作業が自動的に行われます。仮想マシンの作成が完了するとStatus欄が「Creating」から「Powered Off」に遷移します。「Powered Off」になれば仮想マシンを起動できる状態です。
図16 仮想マシンが作成されている |
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Index | |
Oracle VMにおける仮想マシンの作成 | |
Page1 仮想マシンテンプレートの利用 |
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Page2 仮想マシンの作成プロセス |
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Page3 仮想マシンの起動 |
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