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%SystemRoot%

【システム・ルート】

最終更新日: 2003/05/22

 Windows OS環境において、Windows NT(Windows 2000)システムがインストールされているハードディスク上のディレクトリのこと。環境やインストール時の指定により、システムがインストールされるドライブやディレクトリは変化するが、それらの違いに影響されることなく、システム中のファイルなどを特定できるように、便宜上使用される表記方法。同名の環境変数が用意されていることから、このように表記される。

 一般的なPC環境にWindows NT/Windows 2000をインストールすると、通常はCドライブの\WINNTディレクトリにシステム・ファイルがコピーされる。しかしインストール時に指定すれば、任意のドライブの任意のディレクトリにシステムをインストールすることは可能である。

 当然ながら、このディレクトリ以下には、Windows NT/Windows 2000システムに関連するさまざまなファイルがコピーされており、カスタマイズやメンテナンス、トラブルシュートなどの目的で、それらのファイルを操作することも少なくない。それらの処理方法を説明したドキュメントなどでは、操作対象となるファイルを表記する必要があるのだが、前出のとおり、システムがインストールされるドライブやディレクトリは環境によって可変なので、絶対パスで表記することができない。

 そこで考案されたのが“%SystemRoot%”という表記である。これはシステムがインストールされているドライブおよびディレクトリに対応するもので、たとえばシステムが、

C:\WINNT

にインストールされているなら、%SystemRoot%は「C:\WINNT」ということになり、

D:\WIN2000

にインストールされているなら、%SystemRoot%は「D:\WIN2000」ということになる。

 このとき例えば、システムをインストールしたディレクトリの直下にあるwin.iniというファイルは、「%SystemRoot%\win.ini」として表記される。この場合、前者なら「C:\WINNT\win.ini」になるし、後者なら「D:\WIN2000\win.ini」ということになる。

 Windows 9x/Windows Meには、同様の環境変数として「windir」というものもある。このためWindows 9x/Windows Meでは、%SystemRoot%という表記の代わりに%windir%という表記が使われる(Windows NT/Windows 2000でも、「windir」という環境変数は用意されている)。

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