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コピープロテクト (copy protection)

別名
コピープロテクション (copy protection)

最終更新日: 2001/06/22

 ソフトウェア製品の不正なコピーを防止するためのしくみ。

 フロッピーディスクやCD-ROMなどで提供されるソフトウェア製品は、何も対策を行わなければ、簡単に別のフロッピーディスクやCD-Rなどに複写することが可能である。そのソフトウェアを購入したユーザーが、万一のメディアエラーなどに備えてバックアップをとっておくだけなら問題はないが、コピーしたものを第三者に提供したりすると違法行為になる(もちろん、ソフトウェアの供給元が明示的にこのような配布を許可していれば問題はない)。こうした不正なソフトウェアのコピーを、供給元が制限するために組み込まれるしくみがコピープロテクトである。

 たとえば供給メディアとして、もっぱらフロッピーディスクが使用されていた時代には、通常のディスクI/Oでは読み書きできないディスク領域に特殊なデータを書き込んでおき、メディアにこのデータが記録されていなければ、ソフトウェアをインストールできないようにするコピープロテクトなどがあった(通常のファイルコピーでは、こうした特殊な領域はコピーできない)。こうしたコピープロテクトは非常に強力だが、あまりに保護能力が強すぎると、万一のメディアエラーに備えるためのバックアップもとれなくなってしまい、正規ユーザーの利便性を損ねるという理由で、あまり使われなくなった。

 現在最も一般的なコピープロテクトは、マニュアルやCD-ROMのケースにIDを記録し、ソフトウェアのインストール時にこのIDを入力させるというものである。このとき入力されたIDが正しくなければ、インストールを途中で中止することで、不正コピーに対処する。しかしこの方法では、IDもコピーされればまったく効力がない。保護能力としては非常に脆弱だが、正規ユーザーの利便性を損なわず、ある程度の保護を達成するということで、広く利用されている。

 非常に高額なソフトウェアでは、パラレルインターフェイスなどに接続するモジュールを同梱し、このモジュールが接続されていなければ、アプリケーションを利用できないようにするという強力なコピープロテクトや、ゲームソフトウェアなどでは、ソフトウェアの毎起動時に、添付マニュアルのページ数を表示し、そのページに出現する単語を入力させるなどというコピープロテクトの方式もある。

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