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ウォー・ドライビング (war driving)

最終更新日: 2002/05/01

 セキュリティで保護されていない無防備な無線LANのアクセス・ポイントを求めて、街の中を車で捜し回るというハッキング行為のこと。無防備な、社内ユーザー向けのダイヤルアップ用のモデムなどを求めて無差別にダイヤルするというクラッキング行為を「ウォー・ダイヤリング(war dialing)」と呼ぶが、同様のことを無線LANシステムと車を使って行うのがこのウォー・ドライビングである。

 無線LANは電波を使って通信を行っているため、電波が届く範囲内(障害物がなければ数十〜数百mは到達可能)であれば、無線LANのアクセス・ポイントへ接続して、社内や家庭内のネットワークへ簡単に侵入することができる。このような事態を防ぐためには、例えばIEEE802.11規格の無線LANならば、MACアドレス制限(あらかじめ登録されたMACアドレスのノードからのアクセスしか許可しない)やSSID(Service Set ID)=ANYの禁止(SSIDがANYだと任意のSSIDを持つノードからのアクセスが可能になる)、WEP暗号化の導入などを行っておかなければならない。しかし現実には、このような対策を何も行わずに無線LANを使っていたり、デフォルトのままのSSIDや、会社名や組織名などからすぐに類推できるようなSSIDを使うなど、セキュリティをほとんど考えずに運用されているケースも非常に多い。このため、ノートPCに無線LANカードを取り付けて徒歩や車で巡回すれば、無防備な無線LANのアクセス・ポイントを見つけることが可能になる。また無線LANの電波を受信して、自動的にアクセス・ポイントやSSIDを検索、表示するようなソフトウェアも作られている。

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