NTTドコモ、iモードとDoPaの通信速度の高速化を発表

2001/9/11

 NTTドコモは9月10日、現行方式(PDC-P)によるiモードおよびDoPa(9600bps・デュアルサービス)のパケット通信速度を、下りのみ最大28.8kbpsに高速化すると発表した(上りは従来のままの9600bps)。これに伴って、iアプリのコンテンツサイズを現行の10Kbytesから30Kbytesに拡大する。

サービス 上り速度 下り速度
現行iモード/DoPa 9600bps 9600bps 9600bps
2002年春iモード/Dopa 9600bps 28.8kbps
現行Dopa28.8kbps 28.8kbps 28.8kbps
サービスによるパケット通信速度の比較

 通信速度の高速化の実施時期は2002年春ごろの予定だが、現在発売されている端末では対応させることはできない。2002年春以降に発売される予定の一部端末のみでの対応となる。通信速度の高速化は、現在PDC-Pでサービスを提供しているすべてのエリアとなる。


[関連リンク]
NTTドコモの発表資料

[関連記事]
KDDIの携帯Java仕様はMIDP、NTTドコモへの包囲網が進む (@ITNews)
NTTドコモがiモードJava携帯端末503iシリーズの出荷を発表 (@ITNews)
ドコモの次世代通信、「FOMA」本格サービスは10月に延期 (@ITNews)
NTTドコモの公式開発ツールを使おう (Mobile Connection)
WAP2.0プレビュー版がリリース、ドコモのFOMAも追随か? (@ITNews)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)