NetIQがNT/2000用システム管理ツールの新版などを発表

2001/9/13

 NetIQは9月11日、Windows NT/2000ベースのシステム管理ツールの新版「NetIQ AppManager Suite 4.0J」と、2001年3月に同社が買収・合併したWebTrends社が扱っていたログ分析ツールの新製品ラインナップ群について発表した。

■Windows NT/2000のシステム管理ソリューション「AppManager」

 同社の主力製品であるAppManagerは、Windows NT/2000で構築されたシステムの管理や監視を行うツールである。監視対象として、サーバに搭載されたCPUやメモリのハードウェアリソースだけでなく、Windows NT/2000 Server、Exchange Server、Notes/Domino Server、IIS、SQL Server、Oracleといった各種サーバアプリケーションの挙動も管理できる。これらリソース/アプリケーション監視によって蓄積された情報は、各種形式のレポートとして参照可能なのも特徴だ。

 新バージョンであるAppManager Suite 4.0Jではさらに、レポーティング、自動化、セキュリティ、冗長性などの面で強化が図られている。レポーティング機能では、本格的な3Dチャート表示が追加され、状況に応じて項目をカスタマイズすることでデータをさまざまな角度から分析できる。また、eビジネスを実践するようなWebサイトの運営者にとって便利な「Webトランザクション」機能も新たに追加され、Webサイトへアクセスしたユーザーの一連の行動を自動的に記録・分析が可能となった。

 自動化による管理業務の省力化が図られているのも4.0Jの特徴だ。Knowledge Scriptと呼ばれる管理用スクリプトを複数組み合わせて1つのグループとし、用途に応じて自在に管理ポリシーを定義できる。そのほか、AppManagerのモジュール間通信を暗号化することで内部セキュリティを確保、さらに管理サーバの二重化が可能となり、負荷分散や耐障害性が向上されるなど、エンタープライズシステム向けの機能強化が行われている。

 価格は、AppManagerの管理者用コンソールが39万円、アプリケーションごとの管理エージェントが各8万円となっている。出荷開始予定日は9月26日。

■WebTrends社のログ分析ツールにも新製品を追加

 同社はまた、米NetIQが2001年3月に買収・合併を行った米WebTrends社が取り扱っていた製品群について、日本での今後の展開の製品展開方針を発表した。日本では従来まで、WebTrends社製品はソフトボートとアズジェントの2社が取り扱っていた。今回の発表により、これまでの販売体制は維持しつつ、製品の日本語化やサポート面においてはNetIQを含めた上記3社が共同で行っていくことになる。

 今後の販売体制と同時に、新製品ラインナップについても言及した。Webサーバのログ解析ツール「WebTrends Analysisシリーズ」、ファイアウォールのログ分析ツール「Firewall Appliance Analyzer」「Firewall Suite」といった従来製品に加え、大規模サイト向けのWebサーバのログ解析/レポーティング・ツール「WebTrends Reporting Center」、それにASP形式のWebサーバのアクセス状況解析サービス「WebTrends Live」を発表した。WebTrends Liveは、アクセス解析を行いたいWebサイトに指定のJavaScriptを埋め込むことで、同社がユーザーの行動履歴を収集、Webサイト運営者にリアルタイムで結果レポートを提供するというもの。WebTrends Reporting Centerの価格は、eBusiness Editionが90万円、Enterprise Editionが280万円、Service Provider Editionが98万円となっている。WebTredns Liveの価格については未定としてる。両製品ともに2001年12月からの提供開始を予定している。

[関連リンク]
NetIQ
ソフトボード
アズジェント
WebTrends Liveのページ

[関連記事]
NetIQがアプリケーション管理ツールの新版を発表(@ITNews) 
[Interview] 盛り上がるマイグレーション市場(@ITNews)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)