Linuxベースのアプライアンスで提供

センドメール、高精度スパムフィルタを搭載のアプライアンス

2007/02/19

 センドメールとクラスキャットは2月19日、スパムフィルタリングやOP25B(Outbound Port 25 Blocking)、サブミッションポートなどの機能を統合し、運用管理が容易なLinuxベースのオールインワンアプライアンス製品の提供を開始すると発表した。

 最初の製品として、ダイワボウ情報システムを通して「ウィルス/スパム対策インターネットサーバアプライアンス」の販売を同日開始した。500ユーザー対応モデルが131万3655円。1000ユーザー対応モデルが201万1065円。電話とメールによる1年間のサポートが付く。

 同サーバは、クラスキャットが提供する「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition 4.1」を搭載し、SMTP認証やサブミッションポート、SSLセキュア接続などを含む機能をGUIで簡単に管理できる。また、センドメールが提供するメールセキュリティ運用・管理の統合環境「Mailstream Manager」や、スパムメール対策フィルタ「Mailstream Manager Anti-Spam Option」により、ウイルス・スパム対策、情報漏えい防止、誤送信防止やコンプライアンスのためのメールポリシー設定・実施を一元的に行なうことができる。センドメールによれば、スパムの検知率は98%以上、誤検知率は0.0001%以下。メールサーバとしてセンドメール製品のほか、Microsoft Exchange」やLotus Notesなど既存のメールインフラにも対応する。

sendmail01.jpg Mailstream Managerの管理者用画面

(@IT 西村賢)

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