リスクを判定して、必要なら追加認証
「HP IceWALL SSO」にリスクベース認証機能を追加、HPとRSAセキュリティ
2007/12/18
日本ヒューレット・パッカードとRSAセキュリティは12月18日、安全な認証基盤システムの構築で協業すると発表した。日本HPのWebシングルサインオン製品「HP IceWALL SSO」にRSAセキュリティのオンラインセキュリティ機能を組み合わせる。
左から、RSAセキュリティ 宮園充氏、日本HP 小早川直樹氏、同 中村時彦氏RSAセキュリティが提供するオンラインセキュリティ製品「RSA Adaptive Authentication for Web」は、「リスクベース認証」「ユーザーによるサイト認証」「ワンタイム・パスワード認証」など複数の認証手法を組み合わせた多層型認証強化製品である。このうち、リスクベース認証は、通常のIDとパスワードによる認証に加えて、ユーザーが使用するPCの情報、IPアドレスやアクセス元の地域、行動パターン、作業内容など、認証処理にともなって自動的に取得可能な情報をリスク要素として判断し、(必要と判断すれば)ユーザーの追加認証を行う機能だ。
複数の要素によって、正規ユーザーではないリスクの有無を0〜1000のリスクスコアで判定する。(正規ユーザーが)いつも使っている場所から、登録済みのデバイスでアクセスする限り、ユーザーがリスクベース認証システムの存在を意識することはない。あるアクセスに対し、リスクベース認証システムが「高リスク」と判断した場合は、ユーザーのアクセスを拒否したり、そのユーザーに(正規ユーザーがあらかじめ設定しておいた)追加認証を要求する。
両社の技術者が「HP IceWALL SSO」とRSAのリスクベース認証機能との連携モジュールを開する。これにより、個々のプログラムに認証機能を組み込む手間を省き、短期間・低コストでの導入が行える。
金融機関を中心に販売する。顧客企業に対しては、当面、両社による共同提案活動を展開するが、近いうちに日本HPからの一括販売、サポート提供体制へ移行する。
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