スマートフォンからワンタイムパスワード認証

EMCジャパン、SecurIDにAndroid版が登場

2011/02/04

 EMCジャパンは2月3日、Android搭載スマートフォンを用いてワンタイムパスワード認証を実現する「RSA SecurID Software Token」を発表した。

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 RSA SecurIDは、一定の時間ごとに生成されるワンタイムパスワードトークンを用いてサーバとの間で認証を行う製品で、固定のパスワードに比べ強固な認証を行えることが特徴だ。専用のハードウェアトークンのほか、ICカード版、iPhone版、BlackBerry版、Windows Mobile版などがラインアップされている。

 Android版RSA SecurID Software Tokenもこれらの製品と同様に、SecurIDサーバとの間でワンタイムパスワード認証を行うソフトウェアだ。スマートフォン本体から業務アプリケーションを利用する際の認証に加え、ノートPCからのリモートアクセス時のワンタイムパスワード生成機としても利用可能だ。また、サーバ側では、どのユーザーがいつ、どの機器からアクセスしたかのログを記録するため、セキュリティ事故が発生したときの調査や原因解析に活用できる。

 Android版RSA SecurID Software TokenはAndroid 2.1以上で動作し、認証サーバとRSA Software Tokenのセット(25ユーザー版)での価格は39万8000円。2月7日から販売を開始する。

(@IT 高橋睦美)

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