総務省主導のクラウドテストベッドコンソーシアム

政府統計のビジネス活用目指す団体が勉強会をUstream配信

2012/07/09

 総務省は、政府統計情報のビジネス活用を進めるクラウドテストベッドコンソーシアムの第2回勉強会をUstream中継する。7月10日14:30より開催の同勉強会は、クラウドテストベッドコンソーシアムの会員のみが参加できる活動の一環。しかし今回は、だれでもインターネットを通じて視聴できることになる。

 クラウドテストベッドコンソーシアムは、総務省が2011年12月に、情報通信研究機構(NICT)および法人統計センターと連携して設立したコンソーシアム。政府の持つ統計情報を活用したWebサービスの開発を支援することにある。総務省はすでに、コンソーシアムメンバーを対象として、Web APIを通じた政府統計情報の試験提供を開始している。一方で提供対象情報の充実やWeb APIの整備などを進めている。

 7月10日の第2回勉強会は、14時30分から17時30分まで実施の予定。「ビッグデータ駆動イノベーションとデータ中心科学 Web データ駆動型の情報循環システム」と題した、国立情報学研究所 情報社会相関研究系 曽根原登教授・主幹による特別講演に続き、データ工房代表の浅田昭司氏が、家計と消費に関する統計情報の使い方事例を話す。続いて統計データベースAPI活用事例デモンストレーションを行う予定。

(@IT 三木泉)

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