NerdDinnerチュートリアル

Scott Guthrie 著/Chica
2009/05/29
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 本記事は、Microsoftの本社副社長であり、ASP.NETやSilverlightなどの開発チームを率いるScott Guthrie氏が公開している「NerdDinner Tutorial」を翻訳したものです。氏の許可を得て転載しています。
【元記事】 NerdDinner Tutorial

 このNerdDinnerチュートリアルは、Wrox Pressの新刊 Professional ASP.NET MVC 1.0の第1章です。

 書籍の残りの部分を読めば、ASP.NET MVCをより詳細に学べます。

 新しいフレームワークを習得する最善の方法は、それを使って何かを構築してみることです。このチュートリアルは、ASP.NET MVCを使用して、小さいながらも完全なアプリケーションを構築する方法を順に示し、その背後にあるコアとなる概念を紹介します。

 これから構築するアプリケーションは“NerdDinner”と呼ばれています。NerdDinnerは、オンラインで夕食会の検索や整理を簡単に行う方法を提供します。


図1

 NerdDinnerを使用すると、登録ユーザーは夕食会の作成、編集、削除ができます。アプリケーション内では、一貫した検証やビジネス・ルールが適用されます。


図2

 訪問者はAJAXベースの地図を使って、近場で開催される夕食会の検索ができます。


図3

 夕食会をクリックすると詳細ページが表示され、詳しい情報を見ることができます。


図4

 もしその夕食会に参加してみたい場合は、サイトにログインしたり登録したりできます。


図5

 その後、AJAXベースのRSVPリンクをクリックすると、そのイベントに参加できます。


図6


図7

NerdDinnerの実装

 まず[ファイル]−[新規作成]−[プロジェクト]コマンドをVisual Studioで使用して、最新のASP.NET MVCプロジェクトの作成を開始します。その後、徐々に機能を追加していきます。これからカバーするものは以下のとおりです。

  1. 新規ASP.NET MVCプロジェクトの作成方法
  2. データベースの作成方法
  3. ビジネス・ルールの検証を使用したモデルの構築方法
  4. 一覧/詳細のUIを実装するコントローラとビューの使用方法
  5. CRUD(新規作成、読み込み、更新、削除)データ・フォームへの入力サポートを提供する方法
  6. ViewDataの使用方法とViewModelクラスの実装方法
  7. マスター・ページとパーシャルを使用したUIの再利用方法
  8. 効率的なデータのページングを実装する方法
  9. 認証や承認を使用したアプリケーションの防御方法
  10. AJAXを使用した動的更新を提供する方法
  11. 地図を利用したシナリオを実装するためのAJAXの使用方法
  12. 自動化された単体テストを利用可能にする方法

 本稿の各ステップを順に仕上げていくことで、何もないところから自分のNerdDinnerを構築できます。あるいは、完成版のソース・コードをここ:http://nerddinner.codeplex.com/からダウンロードすることもできます。またオプションとして、オフラインでチュートリアルを読みたい場合は、このチュートリアルの無償PDF版をダウンロードできます。

 アプリケーションの構築は、Visual Studio 2008でも、無償のVisual Web Developer 2008 Expressでも使用可能です。また、データベースは、SQL Serverでも無償のSQL Server Expressでも使用可能です。

 Microsoft Webプラットフォーム・インストーラのV2を使用して、ASP.NET MVC、Visual Web Developer 2008 Express、SQL Server Express(すべて無償)をインストールすることもできます。

では始めましょう……

 NerdDinnerが何であるかをカバーできたところで、袖をまくって、コードをいくつか書いていきましょう。

 NerdDinnerアプリケーションを作成するためにVisual Studioで[ファイル]−[新規作成]−[プロジェクト]を行って開始します。End of Article

 
 
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