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物理アドレス拡張 (Physical Address Extension)

【ブツリ・アドレス・カクチョウ】

別名
PAE (Physical Address Extension) 【ピー・エー・イー】

最終更新日: 2003/06/11

 x86アーキテクチャのプロセッサにおける、4Gbytes以上の物理メモリを利用可能にする技術。Intel社製のPentium Pro以降のプロセッサでサポートされている。

 一般に32bitプロセッサでは、物理メモリをアクセスするためのアドレス・ラインは32bitしかないのが普通である。この場合、アクセス可能な最大物理アドレス空間は232=4Gbytesまでとなる。だが大規模なデータベース・システムなどでは、これでは物理メモリが不足し、プロセッサの性能を最大限に引き出すことができない。そこで、より広い物理アドレス空間を実現するために考案されたのがこの物理アドレス拡張機能である。仮想記憶を実現するためのページ・テーブル・エントリなどを工夫することにより、36bitの物理アドレスを扱えるようにしている。これにより、アクセス可能な最大物理アドレス空間は236=64Gbytesまでとなる。64bitプロセッサ・アーキテクチャに変更して物理アドレス空間を拡大するのとは違い、既存の32bitのx86アーキテクチャとの互換性を維持したまま、より広い物理メモリを扱うことができるという特長がある。ただしこの機能を利用するためには、OSやアプリケーションにおけるサポートが必要となる。

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