うそメールでフィッシング詐欺の「予防訓練」、トレンドとNTT西

2004/9/7

 トレンドマイクロとNTT西日本は協業し、うそのWebサイトにアクセスしてクレジットカード番号などを騙し取る「フィッシング詐欺」の被害に遭わないよう顧客企業の従業員を教育する新サービスを、9月8日に開始すると発表した。実在する企業から送信されたかのような偽の電子メールを利用して、クレジットカード番号などの個人情報を盗み取るフィッシング詐欺は米国で相次いでいる。トレンドマイクロ、NTT西日本は今後、国内でもフィッシング詐欺の被害が出るとみていて、教育サービスにレポーティングやコンサルティングを組み合わせて提供する。

 新サービスは「不正メール予防訓練サービス」の名称。予防訓練サービスでは、顧客企業の従業員に対してフィッシング詐欺で利用される電子メールや、擬似ウイルスメールを実際に送信する。トレンドマイクロが開発したプログラムを利用して、従業員を騙すWebサイトなども用意し、どのくらいの従業員が不正メールに騙されて実際にURLをクリックしたかを集計・分析する。集計・分析した内容をレポートにまとめて、今後のセキュリティ教育やシステム導入の参考に利用してもらうのが目的だ。

 トレンドマイクロでは新サービスについて「セキュリティ被害は人的な原因が多い。予防訓練サービスではフィッシング詐欺に関するカウンセリング、トレーニングを通じて従業員のセキュリティ意識を計ることができる」としている。

 予防訓練サービスの提供価格は55万円から。3パターンの不正メールを作成して300ユーザーに送信し、その結果の集計・分析レポートの作成を含む。

(編集局 垣内郁栄)

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トレンドマイクロの発表資料
NTT西日本

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