http、EJB、Servlet、SIPコンテナを統合、BEAのSIPサーバ

2005/3/25

米BEAシステムズ テレコミュニケーション市場担当 シニア・ディレクター クリス・キング氏

 日本BEAシステムズは3月24日、通信業界向け基盤構築のためのスイート製品「BEA WebLogic Communication Platform」を発表した。同スイートは、J2EE/SIPコンテナの「BEA WebLogic SIP Server」とネットワークのサービス制御を行う「BEA WebLogic Network Gatekeeper」(開発中)で構成されている。これらの製品は、BEAのJavaVMである「BEA WebLogic JRockit JVM」上で動作する。

 2004年中ごろから、WebアプリケーションシステムとSIPコミュニケーションシステムの技術的な融合を目指す動きが起こっている(アプリケーション側の環境は多くの場合、J2EE)。従来、J2EEアプリケーションを実行するための環境とテレコミュニケーションの分野のアプリケーション環境は異なっていた。しかし、Webアプリケーションと音声・映像サービスを統合するニーズの高まりから、技術面での融合が必要とされはじめていた。2004年9月にNECとボーランドが業務提携を結び、2004年6月には沖電気とBEAが、情報通信融合ソリューションのグローバル展開において戦略的な提携を結ぶなど、技術融合に伴う企業間提携の動きも活発化していた。

 今回、日本BEAがリリースする「BEA WebLogic SIP Server」は、http、EJB、Servlet、ネットワーク(SIP)コンテナを統合した製品である。SIP Servlet(SIPサーバからのイベント処理やSIPサーバの制御を実行するSIPアプリケーションサーバのコアコンポーネント)コンテナのインプリメンテーションは、SIP Servlet仕様(JSR 116)に完全に準拠している。この基盤上でユーザーはVoIP、固定/ワイヤレス電話の統合的サービス、リアルタイムの双方向サービス、会議用アプリケーションといった音声・データサービスをネットワーク上で展開することが可能となる。

 開発中の「BEA WebLogic Network Gatekeeper」は、ネットワークのサービス品質パラメータの定義や管理機能を搭載した製品。通信事業者に対し、パートナーアクセス、ネットワークスロットリング、加入者プライバシー、タイプ別課金モデルのフルコントロールなどを提供する。

(@IT 谷古宇浩司)

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日本BEAシステムズの発表資料

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