2007年度は380社導入目指す

SSJが新戦略、SuperStreamのブランド構築急ぐ

2007/04/19

 中堅企業向けERPパッケージ「SuperStream」を展開するエス・エス・ジェイ(SSJ)は4月19日、新しい事業方針「Great Evolution」を策定し、SuperStreamのブランド構築に力を入れると発表した。SuperStreamの2006年度の新規導入社数は318社で、前年度の468社から大幅減。同社の代表取締役社長 竹内伸氏は「日本版SOX法の準備前にシステムを入れ替えるのを控える企業が多かった」と理由を説明した。2007年度は380社の新規導入を見込む。

ssj01.jpg SSJの代表取締役社長 竹内伸氏

 SSJは4月にブランド戦略、商品戦略を担当する商品企画部を立ち上げた。取締役執行役員 商品企画部長 長谷川孝至氏は、「SSJは現場では評価が高いが意思決定をする人はブランドを大事にする。購入のアクションのトリガーとしてはブランドも重要だ」と話した。

 長谷川氏はSuperStreamのブランドを向上させる施策として、特にエンドユーザー、パートナーとのコミュニケーションを充実させる考えを示し、「Web 2.0を使ったユーザーとの交流で認知度を上げる」と話した。いまはパートナー向けサイトしかないが、今後はユーザー向けのサイトの立ち上げも検討している。

 SSJはまたSuperStreamとほかのシステムを連携させるEAI製品「SuperStream Connect」(仮称)を今夏、固定資産管理製品「SuperStream AssetManagement」(仮称)を来春にリリースすることも明らかにした。

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(@IT 垣内郁栄)

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