Power to the PRO

マイクロソフトが無償セミナー強化――出張型と集合型

2007/08/20

 マイクロソフトは8月20日、ITエンジニア向けの支援活動「Power to the PRO」を強化すると発表した。Power to the PROは昨年秋から展開し、技術情報の提供やセミナー活動などを行ってきたが「まだ十分ではない」と判断。セミナーを中心に拡充するという。

 マイクロソフトのエバンジェリストがユーザー企業やパートナー企業に出向いて行う出張セミナー「Microsoft On 2008」を9月から全国で再開する。Windows Server 2008やVisual Studio 2008など最新製品の情報、技術動向を伝える。1年間で約100回、2000人の受講を目指す。Microsoft On 2008は1開催で15人以上の参加があれば無償で実施する。

 マイクロソフトの各支店で行う無償の集合セミナーも9月、10月から実施する。運用管理担当者向けの「ITプロ道場 2008」と、ソフトウェア開発者向けの「MSDNオフラインセミナー」の2つで、2007年中に合わせて100回程度の開催を見込んでいる。それぞれ、マイクロソフトのWebサイトから申し込める。

 同社のデベロッパー&プラットフォーム統括本部 ITエンジニア テクノロジー推進本部 本部長 森田益成氏は「マイクロソフトについての顧客満足度調査でエンジニアの声を聞くと、まだ十分ではないと感じる。一番やらなくてはいけないのは技術情報の提供だ」と話した。

(@IT 垣内郁栄)

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