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コード実行前にウイルスの挙動を分析

ウェブルート、企業向けセキュリティ対策ソリューションの新版

2007/08/21

　ウェブルート・ソフトウェアは8月21日、スパイウェア対策とウイルス対策機能を統合した企業向けセキュリティ対策ソリューション「Webroot AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus」を発売した。パートナーを通じて販売する。30日間無料で利用できる体験版を用意する。100ユーザーの場合、1ユーザー当たりの価格は、ウイルス対策機能付きのものが4011円（税込み）、スパイウェア対策機能のみのものが、2646円（税込み）など。教育機関や公共機関向けには割引プログラムもある。

　同ソリューションの特徴は、コードの実行前にウイルスの挙動を分析して実行を防ぐホスト侵入防止システム「Behavioral Genotype Protection」の搭載、アクティブディレクトリへの対応、Windows Vista対応など。また、Webベースの管理コンソールから集中管理ができる。

　なお、同社はセキュリティ製品ラインアップを拡大する方針を明確にするため、今回のリリースで既存ラインアップのブランドを変更した。従来の「Webroot SME Security 3.1」（日本未発表）は「Webroot AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus」に、また、従来の「Spy Sweeper Enterprise 3.0」は「Webroot AntiSpyware Corporate Edition」に製品名を変更する。

（＠IT 西村賢）

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