SAP BPC 5.1日本語版発表
入力画面はエクセル、SAPの経営管理業務支援ソフト
2007/11/13
SAPジャパンは11月13日、パフォーマンス管理の新製品「SAP Business Planning and Consolidation 5.1 日本語版」(以下SAP BPC)を発表した。企業の計画立案や予算編成、見込管理、連結管理といった経営管理業務を支援する。マイクロソフトのExcelやWebをユーザーインターフェイスとして利用できるのが特徴。
想定する主要ユーザーは、企業の最高財務責任者(Chief Financial Officer、CFO)や経営管理マネージャー。グラフを使ったビジュアルな表現で経営情報をリアルタイムに確認できる「経営ダッシュボード」の機能を提供する。データの入出力を行うインターフェイスは、マイクロソフトのExcelのテンプレートで作成されており、データ入力フォームの作成や分析作業をExcel上で行うことが可能である。
同社では、BPC製品と同社の既存製品(ERP、GRC[ガバナンス・リスク・コンプライアンス]管理製品)との連携による優位性を強調する。ERP、GRCとの連携により、CFOがコンプライアンス遵守(じゅんしゅ)やリスク管理を満たしながら、ビジネスプロセスの標準化を進められるとする。
今回の新製品発表と並行して、CFOを支援するポータルサイト「Office of the CFO」を立ち上げ、国内外の成功事例を含めた情報提供を行っていく。
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