Windows 7も初の公開デモンストレーション

Web版オフィスも披露、マイクロソフト

2008/10/29

 米マイクロソフトは10月28日、米国ロサンゼルスで開催中の開発者向けイベント「Professional Developers Conference 2008」で、次期バージョンのWindows OS、「Windows 7」の初の公開デモを行った。同時にPDC参加者にWindows 7のプレベータを配布した。同社はベータ版の配布時期を2009年初頭としている。

 Windows 7は、Windows Vistaとハードウェア、アプリケーション、デバイスドライバとの互換性があることを明言。プライバシーとデータを保護し、問題からのリカバリが迅速に行える新機能が追加されるとしている。新タスクバーの導入、インタフェースの改良により、頻繁に利用するリソースが見やすい場所に配置できるようになるという。そのほか、タッチスクリーンインタフェースの導入により、指で触れたり、小さく手を動かすだけでPCが操作できるようになる。カメラや電話、プリンタなどの外部デバイスを一括管理可能な「Device Stage」機能も新機能として追加されているという。

 Windows 7と同時に、Webブラウザで利用可能なオフィス・スィートも披露した。これは次期Microsoft Officeに含まれることになる製品で、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteなどを“標準的なWebブラウザ”で利用できる。Internet Explorer、Firefox、Safariをサポートする予定。WebバージョンにはHTML+JavaScript版と、Silverlight版の2種類があると見られるが詳細は不明。企業ユーザーにはサブスクリプションサービスも提供する。プライベートテクニカルプレビュー版は年内にリリースする予定。

(ITmedia)

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