GNOME(GNU Network Object Model Environment)
グノーム
GNU Projectの一部として開発が進められている、フリーなOSのための完全にフリーな統合デスクトップ環境。多くのプラットフォームに対応し、異なるプログラム群に対して統一されたルック&フィールを提供する。
GNOME Projectは、メキシコのLinuxユーザグループによって1997年末から開発が進められてきた。GNOMEは、使いやすいX Window Systemベースのデスクトップ環境とネットワークを基本としたアプリケーションを開発するための豊富なツール、ライブラリ、アプリケーションを提供する。その範囲は、小さなユーティリティからシステムの低レベルの開発用ライブラリ、エンドユーザー向けのアプリケーションにまで及んでいる。GIMPを構成するGTK+を基本ツールキットとして採用したことにより、国際化にもいち早く対応してそのユーザーを世界中に増やしている。
2001年5月時点の最新安定バージョンは1.4。このバージョンで、フレームワーク(CORBAを利用したネットワーク透過コンポーネント技術やXMLを使ったツール、多くのプラットフォームで動作する画像処理など)がほぼ整い、Nautilus(ファイルマネージャ)やEvolution(メール&スケジューラ)、Gnumeric(表計算ソフト)などの先進的で斬新なアプリケーションが追加され、次世代デスクトップ環境へ変化しつつある。
よきライバルとして並び称される統合デスクトップ環境「KDE」に若干遅れを取っているものの、Unicodeを用いた国際化やオフィスツールの開発、ユーザー補助機能の追加、ツールキットGTK+のグレードアップなどを盛り込んだ次期バージョン2.0は2001年末にリリースされる予定。ちなみに、このGNOME 2.0はSun MicrosystemsのSolaris 9にも採用される予定。
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