| 最大深刻度 |
重要 |
| 報告日 |
2006/06/14 |
| MS Security# |
MS06-029 |
| MSKB# |
912442 |
| 対象環境 |
Exchange 2000 Server、Exchange Server 2003 |
| 再起動 |
不要(必要な場合あり) |
| HotFix Report BBSスレッド |
MS06-029 |
セキュリティ・ホールの概要と影響度
MS06-029の修正プログラムは、Exchange ServerのOutlook Web Access(OWA)に存在するスクリプト・インジェクションの脆弱性を解消する。
OWAとは、Exchange Serverのメール・ボックスに対して、ユーザーによるWebブラウザからのアクセスを可能にするサービスである。OWAを利用すれば、Webブラウザ上でメールの送受信や予定表の管理などが行えるようになる。
MS06-029の脆弱性は、OWAが特定の状況でメール・メッセージ内のスクリプトを不正確にフィルタリングするため、細工されたメッセージをOWAで開くとメッセージ内のスクリプトが実行されてしまうというものだ。ただし、スクリプトはユーザーのセキュリティ・コンテキストで実行されるため、サーバ自体には影響はない。
詳細な技術情報や実証コードは公開されていないが、メール・ウイルスが発生するとOWAを利用しているユーザー(例えば社内メール・ボックスに自宅からOWAでアクセスしている場合など)が被害を受けることになる。早急に修正プログラムを適用した方がよい。なお、MS06-029の修正プログラムを適用すると、その最中にExchangeのサービスが再起動するため、いったんサービスを利用できなくなる点に注意が必要である。
対象プラットフォーム
今回修正プログラムが提供される環境は以下のとおりである。修正プログラムの適用には、表中の「対象プラットフォーム」にあるService Packやロールアップの事前適用が必要である。
| 影響を受けるソフトウェア |
対象プラットフォーム |
| Exchange 2000 Server |
Exchange 2000 Server SP3+MSKB 870540ロールアップ |
| Exchange Server 2003 |
Exchange Server 2003 SP1/SP2 |
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