| 不具合の内容 |
ハングアップ |
| 情報ソース |
マイクロソフト |
| 情報公開日 |
2003/10/31 |
| MS Security# |
MS03-042
MS03-043
MS03-045 |
| MSKB# |
830846 |
| 対象OS |
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003 |
マイクロソフトは、10月16日に公開した修正プログラムのうち、新しいタイプのインストーラ・プログラム(Update.exe)を組み込んだ一部の修正プログラムに不具合があり、一定の条件下で適用時の再起動が正しく行われずにハングアップしてしまうという不具合を報告した。そしてこの問題を解決するために、対象となる各修正プログラムのバイナリを更新している。
対象となるOSと修正プログラムは以下のとおり。
| 対象OS |
TechNetセキュリティ番号 |
| Windows 2000 |
MS03-042 |
| MS03-043 |
| Windows XP |
MS03-043 |
| MS03-045 |
| Windows Server 2003 |
MS03-043 |
このうちWindows XP用のMS03-043以外については、インストーラ用のファイル(Update.exe、spcustom.dll、spmsg.dllなど)のみが更新されており、適用によって置換されるファイル自体は変わらない。従ってすでにこれらの修正プログラムを適用している場合には、再適用する必要はない。今回の修正により、Update.exeのバージョンは「5.3.23.4」から「5.4.1.0」にバージョン・アップされている。
ただしWindows XP用のMS03-043については、次項の不具合情報(ファイルがDLLキャッシュにコピーされない)として記載している修正が追加されているので、修正プログラムを再適用することが望ましい。
不具合が報告されたバージョン「5.3.23.4」のUpdate.exeは、実行にローカル・セキュリティ・ポリシーの[プログラムのデバッグ]ユーザー権利を必要とする。デフォルトでは、Administratorsグループとローカル システム アカウントのみ、[プログラムのデバッグ]のユーザー権利(SeDebugPrivilege)が有効になっている。何らかの理由により、この設定を変更して[プログラムのデバッグ]のユーザー権利を無効した状態で「5.3.23.4」のUpdate.exeを含む修正プログラムを実行すると、再起動が正しく行われず、ハングアップが発生する(インストーラによるCPU占有率が100%近くになる)。ただし、この状態で強制的に再起動を行えば、修正プログラムの適用は完了する。
なお、今回不具合が見つかった「5.3.23.4」のUpdate.exeは、Windows XP向け累積型修正プログラム「Windows XP用ロールアップ修正プログラム 1(以下、UR1)」でも採用されている。原稿執筆時点では、UR1が今回の不具合の対象になるのかどうか、マイクロソフトは明らかにしていない。しかしDA Labで検証した結果、UR1においても上記の不具合が発生することを確認した。従ってUR1についても、近々不具合が修正されたバージョンが再リリースされる可能性がある。
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