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ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line)

【エー・ディー・エス・エル】

最終更新日: 2001/06/08

 電話局と加入者宅間に敷設された銅線の電話配線を使って、最大10Mbps程度の高速デジタル通信を行うための技術。一連のxDSL技術のうち、一番最初に開発された技術。

 Asymmetric(非対称)という名前が示すように、通信速度が通信の方向によって異なっている。電話局から加入者宅(下り方向)へは最大10Mbps程度、逆に加入者宅から電話局(上り方向)へは1Mbps程度となっている。下り方向が高速なのは、ビデオオンデマンドのような用途を想定して開発されたからである。ビデオオンデマンド自体はまだ広く普及するには至っていないが、その後のインターネットの普及により、最近脚光を浴びている。インターネットでは、アップストリーム(上り)よりもダウンストリーム(下り)向きの通信量が圧倒的に多く、また、安価に高速なデジタル通信を可能にする技術であるからだ。

 ADSLを導入するためには、加入者線の両端にPOTSスプリッタと呼ばれる、アナログ音声信号とxDSLのデータ通信信号を混合・分離する装置を取付ける。これにより、音声電話によって通話しながら、データ通信も行うことができる。ただし、現在のところ、各社から販売されているADSLモデムには相互運用性がなく、これがADSLの普及の妨げとなっている。そこでIntelやMicrosoft、各電話会社などが中心になって、UAWG(Universal ADSL WorkingGroup)が設立され、安価で導入方法も簡単な、統一規格のADSLを制定しようとしている。

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