「ガッテン君」と名付けられた携帯ソリューションができること

2005/6/16

 日本コムシスは、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を社内で情報共有できるモバイルソリューション「ガッテン君」を6月1日から販売開始したと発表した。参考価格は100万円。

日本コムシス 代表取締役社長の島田博文氏

 携帯画像を送信するには、画像の撮影、保存、電子メールソフトの起動、電子メールの新規作成、画像の添付などのステップが必要だが、ガッテン君を使えば、撮影後の1回のボタン操作のみで、あらかじめ設定しておいた社内のサーバに配信できるようになるという。

 ガッテン君は携帯電話用のアプリケーションと、サーバ製品で構成される。携帯電話向けのアプリケーションはNTTドコモのiアプリで開発。データベース機能と、Webブラウザへの配信機能を持つサーバは、PostgreSQL上にPHPを使って開発したという。

 日本コムシス 代表取締役社長の島田博文氏は、「PCや携帯電話の扱いに不慣れな人も簡単に扱え、音声や画像でのコミュニケーションで業務が改善できるアプリケーションの開発に力を入れていく」と述べた。日本コムシスは、ガッテン君を社内に導入済。通信設備工事の作業現場を撮影し、社内での情報共有に役立てているという。

(@IT 富嶋典子)

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