日本版SOX法に対応したファイリング・ソフト、日商エレ

2006/3/15

 日商エレクトロニクスは3月14日、ドキュメント・ファイリング・ソフトウェア「NaviID」を発売すると発表した。「NaviID」は企業内で発生する紙文書やイメージデータなどの不定形データを管理するソフトウェア。紙文書をスキャンしてイメージデータ化するとともにインデックス付けをし、RAIDディスクで管理する。管理データはインデックスデータベースによって部門別、ユーザー別に保管し、検索も可能。GUIベースの管理画面でユーザー環境や使用権限、帳票仕様などを設定できる。

 同製品は各種申込書や健康保険レセプトなどのファイリングを目的に開発したソフトウェア「ImageN@vigator」の後継製品である。「ImageN@vigator」の基本機能に、アクセス権限の設定や暗号化対策などのセキュリティ機能を追加し、e-文書法や日本版SOX法に対応するようにした。官公庁、自治体、金融、流通市場を中心に、初年度3億円の売り上げを見込んでいる。

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日商エレクトロニクス

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