ワイズノット、間接販売増加を目指し「ボサノバ」始める

2006/7/27

 ワイズノットは同社製品やサービスを代理店販売するパートナーや、利用するエンドユーザー向けのプログラム「VOSANOBA」(ボサノバ)を開始したと発表した。直接販売が98%を占める同社製品、サービスの間接販売比率を向上させ、同時にエンドユーザーへのサポートを拡大するのが狙い。同社 代表取締役社長 嵐保憲氏は「これまで展開してきたオープンソースソフトウェア(OSS)の垂直統合ビジネスに加えて、VOSANOBAを活用して水平統合ビジネスを展開する」と話した。

ワイズノットの代表取締役社長 嵐保憲氏

 VOSANOBAプログラムは、「Business Solution」「Network」「HR」「Education」の4カテゴリがある。Business Solutionは「Xoops」「osCommerce」などワイズノットの製品を代理店販売するパートナーや、エンドユーザー向けのプログラム。Networkはワイズノットのレンタルサーバサービスなどが対象。HRはオープンソース技術者の人材派遣、人材紹介を利用する企業向け。Educationはワイズノットの教育サービスを販売するパートナーや、エンドユーザーが対象。

 それぞれのプログラムは「プラチナ」「ゴールド」「ノーマル」のグレードがあり、参加料金や製品の割引率が異なる。ワイズノットは初年度に150社の参加数を目指す。3年目には400社を見込んでいて、8億3700万円の売り上げが目標。

 ワイズノットのフィールドマーケティングディビジョン 執行役員 吉政忠志氏は「来年こそは基幹系システムでのOSSの利用が広がるといわれながら、何年も経った。人材不足、アプリケーション、サポートの障壁がある」と語り、VOSANOBAプログラムの提供でパートナーやエンドユーザーの環境をトータルでサポートできると説明した。

 ワイズノットはまた、同社が提供するソフトウェア、サービスだけでなく、Red Hat LinuxやSUSE Linux、MySQLなどの複数のOSSをインシデントごとに一括してサポートする「トータルOSSサポートサービス」(仮称)を近く始めることを明らかにした。

(@IT 垣内郁栄)

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