オラクル「Web Conferencing」が国内で初稼動

2004/7/29

 日本オラクルは、日本ビジネスコンピューター(JBCC)に「Oracle Collaboration Suite」を導入したと7月28日発表した。Collaboration Suiteの導入は社内ファイルの統合とWeb会議システムの構築が目的で、新システムは同日稼働した。オラクルによるとWeb会議システムを実現するCollaboration Suiteの「Web Conferencing」を国内で導入したのはJBCCが初めて。

 JBCCはこれまで部門やプロジェクト、全国の拠点単位でファイルサーバを構築。必要な情報がそれぞれのファイルサーバに分散し、効率的に共有されていなかった。今回導入した新システムではCollaboration Suiteで各拠点のファイルサーバを統合し、データを一元管理できるようにした。データベースは「Oracle Database」をファイルサーバ統合用に導入。また、システムの拡張性を高めるために「Oracle Real Application Clusters」を採用した。

 新システムではCollaboration Suiteの機能を利用し、携帯電話やPDAなどのモバイル機器からファイルサーバを参照できるHTTPサーバを構築。500人の営業部門のスタッフが外出先から社内のファイルを確認できるようにした。JBCCでは今後ファイル管理システムを拡張し、1400人の全社員が利用できるようにするという。Collaboration Suiteは日本IBMのブレードサーバ「BladeCenter」と同社製のSANストレージ「FastT600 Turbo」で稼働する。

 Web会議システム「Web Conferencing」の導入も作業効率を高めるのが目的。JBCCはこれまでISDN回線を利用したテレビ会議システムを利用していたが、全国4拠点にしか導入できていなかった。しかし、Web Conferencingの利用で13拠点まで拡張。出張することなく、さまざまな拠点間で会議や情報共有ができるようになった。

 JBCCは日本IBMが筆頭株主で、IBM製品を中心に扱うシステム・インテグレータ。Collaboration Suiteの導入を期にオラクルのビジネス・パートナーとして新規顧客の獲得に積極的に取り組むという。

(編集局 垣内郁栄)

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日本オラクルの発表資料
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