新機能のアイデアも投稿できる

開発者向けのコミュニティサイト「Successforce IdeaExchange」開設

2007/11/02

 セールスフォース・ドットコムは11月2日、開発者向けのコミュニティサイト「Successforce IdeaExchange」の日本語版を開設したと発表した。

 「Successforce IdeaExchange」では、Salesforceの新機能に対する評価、機能追加の要望について、セールスフォース・ドットコムのスタッフやユーザー同士での双方向のやり取りが可能。Salesforceの新機能に関するアイデアの投稿や、投稿されたアイデアへの投票、新機能開発のための意見交換もできる。同コミュニティに寄せられた機能要求やコメントは、バージョンアップ時の機能追加でSalesforceに反映する予定。

 「Successforce IdeaExchange」は、ブログとコミュニティ、活動ガイドの3つのメニューで構成されている。

 ブログメニューでは、同社のスタッフが、ユーザーや開発者に対し、SalesforceやForce.comの活用方法をテーマ別に紹介する。コミュニティメニューは、ユーザー同士、開発者同士の意見交換を促進する場。「ユーザーコミュニティ」と「開発者コミュニティ」の2つのコミュニティを設けた。活動ガイドメニューでは、ユーザーのレベル別、利用シーン別にSalesforceの活動ガイドを公開する。

 セールスフォース・ドットコムは9月にオンデマンドの開発プラットフォーム「Force.com」を公開している。同プラットフォームを通じて開発者は、ビジネスアプリケーションを構築するうえでの基盤技術を利用することができる。さらに同社は、ここで開発されたアプリケーションを、「AppExchange」を通じて、共有・交換・インストールする仕組みも提供している。今回リリースしたコミュニティサイトは、「Force.com」および「AppExchange」の取り組みを強化する位置付けとなる。

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(@IT 谷古宇浩司)

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