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ファイルシステムを強制的にチェックするには 北浦訓行 |
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Linuxでは、システム起動時に自動的にファイルシステムのチェックを行い、必要であれば自動的に修復したり、修復するかどうかの指示をユーザーに求めたりする。しかし、このチェックでは不良ブロックの有無は調べないため、Linuxの使用中に不良ブロックに行き当たると、エラーが発生してしまう。
この問題に対処するには、不良ブロックのチェックを強制的に行うオプションを付けてe2fsckを実行すればいい。しかし、e2fsckを実行するときは、チェックするデバイスをアンマウントする必要がある。そのため、使用しているPCにLinuxが1つしかインストールされていない場合(普通はそうだ)、e2fsckを実行することは不可能だ。
このようなときに救世主となるのがKNOPPIXだ。KNOPPIXはドイツのKlaus Knopper氏がDebian GNU/Linuxをベースに開発した、CD-ROMからブートできるLinuxディストリビューションだ。日本語化は、独立行政法人 産業技術総合研究所 情報処理研究部門が行っていて、日本語版KNOPPIXのWebサイト(http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/)から入手できる。
KNOPPIXは、CD-ROMからブートができるPCであれば、使用できる可能性が高い。筆者のVAIOでは、ブート時に「vaio nopcmcia」というオプションを付ける必要があった。また、Webサイトのダウンロードページには、「SolarisがインストールされているPCで起動するときには、ブート時にnoswapオプションを付ける必要がある」という注意も紹介されている。
KNOPPIXが起動すると、カラフルなKDEのデスクトップが表示される。
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| KNOPPIXの起動画面(画像をクリックすると拡大表示します) |
e2fsckを実行するには、rootでログインする必要がある。KNOPPIXの場合、Kメニューの[KNOPPIX]−[Root Shell]を選択すると、rootのターミナルエミュレータ画面が開く。
mountコマンドを実行して、チェックするパーティションがマウントされていないことを確認したら、以下のコマンドを実行する。
# e2fsck -c -f /dev/hda2 ←/dev/hda2を強制チェック |
すると、不良ブロックを含めたファイルシステムのチェックが始まる。もし、不良ブロックが見つかると、修復するかどうかを確認するメッセージが表示される。修復するなら、そのまま[Enter]キーを押していけばいいだろう。なお、このコマンドの実行が終了するまでにはかなりの時間がかかるので、実行するタイミングはよく考えてからにした方がいいだろう。
不良ブロックが大量にある場合は、確認メッセージが表示されるたびにキーを押すのが面倒になる。その場合は、-pオプションを付けてe2fsckコマンドを実行すればいい。
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| e2fsckコマンドを実行している画面 |
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