Linux Tips

一般ユーザーでRPMパッケージをビルドするには

北浦訓行
2006/10/19

 root権限で作業すると、誤操作などによりシステムの損傷を招く可能性があるため、できるだけ一般ユーザーで作業するのが望ましい。しかし、Fedora CoreはRPMパッケージの作成時に/usr/src/redhatディレクトリを使用する設定になっており、一般ユーザーでの作業はエラーになる。

 そこで、一般ユーザーでRPMパッケージをビルドするために、ホームディレクトリにRPM関連のファイルが作成されるように環境を作成する。具体的には、ホームディレクトリにrpmディレクトリを作成し、その下にRPM用の各種サブディレクトリを作る。

$ mkdir -p ~/rpm/{BUILD,RPMS,SOURCES,SPECS,SRPMS} ←rpmディレクトリの下に5つのサブディレクトリを作成

 次に、~/.rpmmacrosを作成して、以下の記述を行う。

%_topdir                /home/ユーザー名/rpm
%_builddir              %{_topdir}/BUILD
%_rpmdir                %{_topdir}/RPMS
%_sourcedir             %{_topdir}/SOURCES
%_specdir               %{_topdir}/SPECS
%_srcrpmdir             %{_topdir}/SRPMS

 Fedora Core 5の場合は、Fedora Extarsにこれらの作業を自動的に行うrpmdevtoolsというパッケージが用意されている。

# yum install rpmdevtools

 rpmdevtoolsのインストールが完了したら、fedora-buildrpmtreeコマンドを実行する。このコマンドで、ホームディレクトリにRPMパッケージの作成環境が自動的に生成される。

$ fedora-buildrpmtree

 fedora-buildrpmtreeコマンドで環境を作成した場合、ホームディレクトリにrpmbuildというディレクトリが作成され、その下にBUILD、RPMS、SOURCES、SPECS、SRPMSの各サブディレクトリが生成される。

 以上の作業で、カーネルの再構築なども一般ユーザーで可能になる。

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