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URL (Uniform Resource Locator)

【ユー・アール・エル】

最終更新日: 1998/11/17

 インターネット上に存在するさまざまな情報が存在する場所を一意に特定できるようにするための情報。またはそのための情報の記述様式。

 インターネット上では、TCP/IPプロトコルで接続された世界中のコンピュータと情報交換が行えるが、このためには、必要な情報の場所を特定し、その情報にアクセスするための情報が必要になる。この情報の記述様式、または情報そのものがURLである。たとえばWWWブラウザでは、このURLを「アドレス」として指定することで、インターネット/イントラネット上の目的の情報にアクセスできる。

 たとえばURLは、以下のようなものである。

http://www.d-advantage.com:80/index.html

●スキーム名(「http」)

 このスキーム名により、その情報ソースの種類を指定する。この場合はWWWブラウザでアクセス可能なWebページの情報であることが分かる。このほかにもスキーム名としては、ftp(FTPサーバ上のファイル)、wais、mailto、telnetなどがある。

●サーバ名(「www.d-advantage.com」)

 このサーバ名により、インターネット上でその情報を公開しているサーバを識別する。上の例から分かるように、スキーム名とサーバ名の間は「:」(コロン)で区切る。

●ポート番号(「80」)

 このポート番号により、TCP/IPでの通信ポートを指定する。ただしスキームごとに標準的に利用されるポートが決まっており(httpなら80など)、通常はこの指定を省略することが可能である。上の例のようにサーバ名とポート番号との区切りにも「:」(コロン)を指定する。

●パス名(「index.html」)

 スキーム名、サーバ名、ポート番号で指定されたインターネットサーバ内での情報の場所を示す。サーバ内で階層的に情報が管理されている場合には、その階層に従ってパス名を指定する。

●ユーザー名とパスワード

 ftpサーバへの接続などで、ユーザー名とパスワードが要求される場合は、サーバ名の名に、「ユーザー名:パスワード@」を付ける。例: ftp://myname:mypassword@www.d-advantage.com:80/index.html

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