キャリア向けセキュリティ・アプライアンス、フォーティネット

2004/9/15

 フォーティネットジャパンは、ファイアウォールやVPN、アンチウイルス、侵入防御、アンチスパム、コンテンツフィルタリングなど多数の機能を持つセキュリティ・アプライアンス「FortiGate 5000ネットワークセキュリティプラットフォーム」を9月14日に発表した。米フォーティネットのCEO ケン・ジー(Ken Xie)氏は「コンテンツセキュリティについてはネットワークベンダも提供しきれていない」として「われわれがリーダーだ」と強調した。

フォーティネットジャパンが発表した「FortiGate 5000ネットワークセキュリティプラットフォーム」。写真はブレードを5枚搭載できる「FortiGate-5050」

 FortiGate 5000は同社が提供するセキュリティ・アプライアンスの最上位機種で通信キャリアやサービスプロバイダの利用を想定している。インテルなどが策定した通信機器向けの業界標準規格「Advanced Telecom Computing Architecture」(AdvancedTCA)に準拠する。

 FortiGate 5000は、セキュリティ機能を提供するブレードを2枚搭載できる「FortiGate-5020」と5枚搭載する「FortiGate-5050」、14枚搭載する「FortiGate-5140」の3種がある。ブレード間でクラスタ構成を取ることもでき、冗長化を図れる。

米フォーティネット CEO ケン・ジー氏

 FortiGate 5000の特徴は独自開発のASICを搭載し、コンテンツセキュリティの処理パフォーマンスを高めていること。FortiGate-5001ブレードではファイアウォールが最高3Gbps、IPSec VPNが600Mbps、侵入防御が400Mbps、アンチウイルススキャニングが200Mbpsのスループット性能を持つという。ブレードを複数組み合わせることでこのパフォーマンスはさらに向上する。

 価格はFortiGate-5020が1990万円から(メーカー希望小売価格)。ケン・ジー氏は通信業界のセキュリティ・アプライアンスについて「ジュニパーネットワークスが高いシェアを持っているが、FortiGate 5000はパフォーマンスが他社製品と比べて5〜10倍よく、十分に市場に入り込める」と述べた。

(編集局 垣内郁栄)

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フォーティネットジャパンの発表資料

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