Weekly Top 10

無償のLinux教科書が反響

2008/09/22

 先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングの第1位は「246ページにおよぶLinuxの教科書を無料配布、LPI-Japan」だった。NPO法人のLPI-Japanが教育機関向けのLinux学習教材の提供を開始した。Linuxの基礎知識や基本操作、Linuxを用いた簡単なサーバ構築など入門者向けのテキストだ。テキストは講師向けだが、自習用として歓迎する人もいたようだ。

NewsInsight Weekly Top 10
(2008年9月15日〜9月21日)
1位 246ページにおよぶLinuxの教科書を無料配布、LPI-Japan
2位 マイクロソフトとの闘いでは「遂行の失敗は許されない」
3位 WikiやCMSも注意必要、次はパッケージWebアプリが標的
4位 「自分の人生は自分で決めること」―エンジニアの未来サミット
5位 「OSS、組み込んでしまえば分からない」なんて言う人いませんか?
6位 「価格.com」に負けない価格設定を、SASが小売り支援ソフト
7位 6コア Xeon登場、各社が搭載サーバ発表
8位 バッファロー、USB端子や移行用ソフト付属のSSD発売へ
9位 サン、新たな日本法人社長を求人中
10位 米アマゾン、S3と組み合わせて使えるCDNサービス提供へ

 日本人は検定好きだと聞く。ITに限らず語学などでも検定が人気だ。まじめに教科書の内容を暗記して試験を受けるというスタイルは日本人の肌に合うのだろうか、過去には「Linux認定試験受験者、半分以上が日本人」、「MSのオフィス検定、受験者の約半分は日本人」という記事があった(見出しの付け方がワンパターンというのは見逃してほしい)。

 ITエンジニアとして応募してきていざ現場に投入したら「拡張子って何ですか?」という人がいる時代だそうだから、客観的な指標で何がどの程度できるかを明らかにするのは雇用する側、される側の双方に不幸がなくていい。検定は、それを資格として取得する側には自分の能力の証明や確認になるし、人材を確保する側からすればスクリーニングの役割を果たす。

 記者も検定好きだ。もともと数字に燃えるタチなので今度IT関連の検定を何か受けてみようか、などと深い意味もなく考えていたりする。

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

アップルのiPad Pro炎上CMにサムスンが一撃 「クリエイティビティーはCrushできない」
Appleらしからぬマーケティングの失敗から数日後、Samsungは「Galaxy Tab S9」を訴求する...

電話・スマホでのコミュニケーションは「通話」? 「テキスト」?
クロス・マーケティングが全国の20〜69歳男女を対象にした調査によると、電話やスマホで...

商品のパッケージが変わると購入意欲につながる?
商品のパッケージデザインの一新が新規購入とその後のリピート購入にどの程度つながって...