Windows 2000 Insider/PC Insider合同特別企画
Windows XPの正体

Windows XP性能評価(2)
OS起動/アプリケーション起動性能

デジタルアドバンテージ
2001/01/10

 Windows 9xMe時代の16bitカーネルから、フル32bitのNTベースOSに移行することによるメリットは明白だろう。メモリ管理やプロセス管理など、カーネル内部の基本的なメカニズムがより洗練されたものとなり、この結果としてより信頼性が高く、高機能で、より効率よく各種のハードウェア資源を利用可能なオペレーティング環境を手に入れることができる。Windows 9x/MeからWindows XPにアップグレードした人の中には、「あるアプリケーションがハングアップしても、他のアプリケーションが影響を受けにくくなった」「従来は何かと必要に迫られたWindowsの再起動の回数が減った」などという変化を感じている人がいるかもしれない。よく注意していないと気付きにくい違いだが、OSの信頼性が向上するというのはそういうことだ。

 しかし、高い機能性や信頼性を手に入れるために支払わなければならない代償もある。それはOSの巨大化を受け入れることだ。OSの機能性や信頼性を高めるためには、そのためのプログラム・コードが必要になるから、どうしてもOSのワーキング・セット(OSの実行に必要な物理メモリ・サイズ)は大きくならざるをえない。幸いメモリは安価なので、必要ならメモリを追加すれば使用するうえでは問題はないのだが、いかんせんハードディスクからメモリに読み込むOSのプログラム・コードが増加するので、OSの起動時間はどんどん長くなる傾向にある。常時通電した状態で使えるデスクトップPCならそれほどの負担にはならないが、システムの起動とシャットダウンを繰り返すノートPCなどでは、起動時間の遅延によって使い勝手が大幅に低下することもある。またここではOSを例にとったが、同じ問題は高機能化が著しいアプリケーションにもある。

 

 INDEX
Windows XP性能評価(2)−OS起動/アプリケーション起動性能
    1.ディスク・アクセスをモニタし、先読みすることで高速化を図るプリフェッチ機能
    2.テスト1:OS起動速度テスト
    3.テスト2:アプリケーション起動速度テスト
 
 「Windows XPの正体」


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