iSeries専門開発パートナー数10倍増計画、IBM

2005/3/8

米IBM eServer iSeriesのゼネラルマネージャ マーク・シアラー氏

 日本IBMは3月7日、eServer iSeriesのビジネスパートナー向けに新たなパートナー・プログラム「IBM eServer iSeries Initiative for Innovation」を実施すると発表した。米ミネソタ州ロチェスターのiSeries開発部門への無償問い合わせや世界5カ所のイノベーション・センターへのiSeries専門要員の投入、機器貸与プログラム、無償教育プログラムなどが含まれている。米国では2月25日(現地時間)に発表した。全世界2500社以上のiSeriesパートナーが対象となる。国内では既存パートナーの約200社に加え、十数社の新規パートナーを対象とする。

 米IBM eServer iSeriesのゼネラルマネージャ マーク・シアラー(Mark L.Schearer)氏によると、従来、iSeries上で動作するアプリケーションを開発してきたパートナー企業の数は200社前後に過ぎなかった。その多くが大規模企業向け基幹システムに対応するソフトウェアだったが、今後、iSeriesのターゲット層を中・小規模企業にも拡大するための施策として、パートナー企業1社当たり最高5万ドルの支援を行いながら、iSeriesで動作するアプリケーションの開発を促していく。

 新パートナープログラム施行の背景にあるのは、市場拡大の原動力として、iSeriesで動作するパッケージアプリケーションの増加が必要とされるという点にある。国内だけをみても、「パッケージビジネスが(iSeries関連ビジネス)全体の7割を超え、短期間・低価格でのシステム構築需要が多い」(日本IBM iSeries事業部長 野々下信也氏)という状況である。独SAPを始めとした大手ERPパッケージに加え、国内の中小企業向け統合基幹業務パッケージのiSeries版を用意することで、市場拡大を狙う。このような取り組みを世界規模で展開する。

(@IT 谷古宇浩司)

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