CMDB搭載で構成情報を一括管理

システム管理製品の情報統合機能を強化〜日本CA

2007/07/13

 日本CAは7月12日、同社システム管理製品の最新版「CA Unicenter Network and Systems Management r11.1」(CA NSM)を発表した。

 CA NSMはシステムとネットワークの構成情報を管理し、統合的な監視を行うための製品。CA NSM r11.1ではITIL準拠のCMDBとして使える構成情報データベース「CA-MDB」を搭載。このデータベースを通じて「Unicenter Service Desk」や「CA Client Management Solutions」、「Unicenter Asset Portfolio Management」など同社のIT管理製品と連携し、資産管理やインシデント・問題管理、変更管理などを統合的に行うことができる。

 新バージョンでは自律管理機能も強化。「Advanced Event Correlation」と同社が呼ぶ関連付け機能により、関連する複数のイベントの中から根本原因を認識することができる。CA NSMが検出したインシデントは、最適な担当者に確実に転送されるため、担当者は構成情報に基づいた関連情報や変更に対する影響度などを容易に把握できるという。

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(@IT 三木泉)

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