2週間で約3ポイントの上昇

マイクロソフトの「Bing」、米国で検索シェア上昇中

2009/06/19

 米調査会社のcomScoreは6月17日、マイクロソフトが6月頭にスタートした新検索エンジン「Bing」についての調査レポートを発表した。調査によればBingのサービス開始前の5月末に1日当たりの平均の検索普及率が13.7%だったものが、約2週間で3ポイント上昇して16.7%に、また、全体のサーチの利用度合いを示す指標となる検索結果ページのシェアも、同期間中に9.1%から12.1%へ3ポイント上昇しているという。数値はいずれも米国市場のもの。

 comScoreのシニアバイスプレジデント、マイク・ハート(Mike Hurt)氏は発表文の中で、「マイクロソフトのBingは、2週目も連続して市場からの関心を集め続けているようだ。これらの早期調査データは、初期段階にあるBingに対しての継続的で、好意的な反応を反映している」と述べている。

 同日comScoreが発表した米国での2009年5月(Bing登場前)の検索シェアは以下の通り。

サイト シェア(%)
Google 64.2
Yahoo! 20.4
Microsoft 8.2
Ask Network 3.8
AOL 3.4

米国での2009年5月時点での検索シェア(出典:comScore)

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

HTML5 + UX フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

楽天グループが「楽天市場」出店店舗向けに「楽天AI大学」を公開
2024年3月より提供している店舗運営支援ツール「RMS AIアシスタント β版」に加え、AIツ...

中国発AIソーシャル工作のゾッとする実態をMicrosoftがレポート
Microsoftが中国を拠点とする影響力工作の増加についてのレポートを発表した。これは米国...

顧客の応募可能性をレシートで分析 読売新聞が新たな販促キャンペーンサービスを提供
システムインテグレーターのビーマップと同社子会社のMMSマーケティングは、読売新聞東京...