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MMC管理コンソールでリモート・コンピュータへ接続する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2008/04/11
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
コンピュータの管理ツールを起動すると、デフォルトではローカル・コンピュータへ接続されている。
接続先を変更すれば、リモート・コンピュータを管理できる。
.MSCファイルの起動時に/computer=オプションを指定すれば、リモートのコンピュータへ接続できる。

解説

 ユーザーの管理やイベント・ビューアの操作、デバイスやサービスの設定/管理など、MMCベースの管理ツールを使って、コンピュータ・システムを操作/管理するケースは少なくない。特にドメインやネットワークの管理者ならば、各ローカル・コンピュータだけでなく、リモートのコンピュータを管理することも多いだろう。本TIPSでは、MMC管理コンソールで、リモートのコンピュータに接続する方法についてまとめておく。

操作方法

 MMCベースの管理ツール(主に[スタート]メニューの[管理ツール]下に登録されている)において、リモートのコンピュータに接続して管理する方法はいくつかある。

すでに起動しているMMC管理コンソールの接続先を変更する

 例えばデスクトップ上の[マイ コンピュータ]アイコンをクリックし、ポップアップ・メニューから[管理]を選択すると、「ローカル」のコンピュータへ接続した状態で、「コンピュータの管理」ツールが起動する。この状態では、ローカル・コンピュータを対象としたイベント・ビューアやユーザー管理ツール、ディスク管理ツールが利用できる。

コンピュータの管理ツールの起動画面
[スタート]メニューの[管理ツール]−[コンピュータの管理]を選ぶか、デスクトップの[マイ コンピュータ]アイコンを右クリックして[管理]を選ぶと、このようなツールが起動する。管理対象は「(ローカル)」となっていることから分かるように、デフォルトでは、ローカル・コンピュータが管理対象となっている。
ローカル・コンピュータへ接続している「コンピュータの管理」ツール。ここを右クリックする。
リモートのコンピュータを管理するには、これをクリックする。

 この状態で、左側ペインのツリーの一番上にある「コンピュータの管理 (ローカル)」という項目を右クリックし、ポップアップ・メニューから[別のコンピュータへ接続]を選ぶと、接続先のコンピュータを変更できる。

接続先のコンピュータの変更画面
ここでは、管理対象となるコンピュータを変更できる。
こちらを選ぶと、ローカル・コンピュータを管理できる。
こちらを選ぶと、リモート・コンピュータを管理できる。
ここに接続先のリモート・コンピュータの名前かIPアドレスを指定する。
一覧からコンピュータを選ぶためにはこれをクリックする。

 コンピュータを選んで[OK]をクリックすると、指定されたコンピュータに接続され、リモート管理できる(ただしデフラグ・ツールなど、リモートからは管理できないツールもある)。なおリモートから管理するためには、管理用のネットワーク・ポートへの接続を相手側で許可しておく必要がある。具体的なポートやファイアウォールの設定方法については、TIPS「Windowsファイアウォールのリモート管理を有効にする」「XP SP2のファイアウォールでリモート管理を有効にする」などを参照していただきたい。

リモートのコンピュータに接続した管理ツール画面
リモートのコンピュータへ接続した状態の管理ツール。
接続先がローカルではなく、リモートのコンピュータ名になっている。

コマンド・プロンプトで管理コンソールの接続先を指定する

 イベント・ビューアやユーザー管理ツールなど、MMCベースの管理ツールは、実際にはMMC.EXEというツールの枠組みの中に、「スナップイン」という管理用コンポーネント(ファイル名は.MSC)を追加することによって実現されている。そのため、MMCがスナップインを呼び出すとき(起動するとき)にオプションを指定してやれば、起動時からリモートのコンピュータに接続した状態にできる。具体的には、「/computer=サーバ名」というオプションを付けて管理コンソールを起動すればよい。

 例えば、コンピュータの管理というツールの実体は「compmgmt.msc」というコンポーネントなので、[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]や、コマンド・プロンプト上で次のようなコマンドを実行する(ショートカットに登録しておいてもよいだろう)。

C:\>compmgmt.msc /computer=server1 ……接続先サーバを指定する

 ただしこの方法では接続時のユーザー・アカウントを指定できないので、あらかじめ管理者権限のあるユーザー・アカウントでログオンしておくか、管理者アカウントを指定して「net use」コマンドを実行して、管理共有へ接続しておくなどの必要がある(TIPS「アカウントを指定してIPC$共有リソースへ接続する」「Windowsネットワークにおけるユーザー名とドメイン名の指定方法」「コマンド・プロンプトでファイル共有を管理する」などを参照)。

C:\>net use \\server1 /user:adminusername * ……アカウントを指定して接続
\\server1 のパスワードを入力してください: ……パスワードの入力
コマンドは正常に終了しました。 ……事前の接続が成功した


C:\>compmgmt.msc /computer=server1 ……管理ツールの起動

 なお管理ツール・スナップインとその.MSCファイルの対応については、別稿の「[運用]Windows管理ツール再入門――3.Windowsで利用可能なスナップイン」を参照していただきたい。

MMCのスナップイン追加時に接続先を指定する

 .MSCファイルを直接起動するのではなく、まずMMCのコンソール(MMC.EXE)を起動してから、管理ツールのスナップイン・コンポーネントを追加する方法もある。この方法だと、スナップインの追加時に接続先を「ローカル コンピュータ」か「別のコンピュータ(リモート・コンピュータのこと)」を選択できる。またこうやって起動したMMCコンソールの場合には、スナップインやその接続先などの構成情報をまとめて、新しい.MSCファイルとして保存しておくことができる。この機能を利用すれば、簡単に目的のサーバに接続できる管理ツールを用意できる。監視業務のために、定期的に巡回しなければならないサーバが複数ある場合は、このようなショートカット・メニュー項目をあらかじめ作成して用意しておくとよいだろう。具体的な方法については「[運用]Windows管理ツール再入門――4.新しい.MSCファイルを作成する」を参照していただきたい。End of Article

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