| [System Environment] | |||||||||||
障害復旧のために回復コンソールを起動する
|
|||||||||||
|
|||||||||||
| 解説 |
何らかの理由によってシステム・ファイルが壊れるなどすると、セーフ・モードでもWindows OSが起動しなくなってしまう。このような場合、通常、Windows OSを再インストールすることになる。しかしOSを再インストールすると、大事なデータや設定が失われてしまうし、そもそも復旧に時間がかかる。最悪の場合は、OSの再インストールも仕方ないところだろうが、その前に回復コンソールを使って、壊れたファイルの修復(インストールCDからコピー)を試してみる価値がある。
回復コンソールは、操作できる項目が限定されているが、chkdsk(チェック・ディスク)やcopy(コピー)、del(削除)、Fixboot(マスター・ブート・レコード:MBRの修復)などは行えるため、システム・ファイルやMBRが壊れて、OSが起動できないような場合は、復旧できる可能性がある。
| 操作方法 |
回復コンソールを起動するには、Windows OSのインストールCDを利用する方法と、事前に回復コンソールをインストールしておく方法がある。それぞれについて、回復コンソールの起動方法を解説する。
■インストールCDから回復コンソールを起動する
BIOSで、CD-ROMドライブから起動できるように設定を行う。コンピュータの起動後すぐに、Deleteキーやファンクション・キー(F2やF5など)を押すことで、BIOSの設定画面が現れるはずだ。BIOSの設定画面を呼び出す方法は、コンピュータ・ベンダによって異なるので、マニュアルなどを参照してほしい。
BIOSの設定画面で、ブート・デバイスの順番をCD-ROMが最初になるように設定する。
![]() |
| BIOSの設定画面の例 |
| CD-ROMドライブから起動するように設定するには、「Boot」などの項目(BIOSによって異なる)でブート・デバイスの順番を変更する必要がある。ブート・デバイスの順番として、CD-ROMドライブをハードディスクよりも前に設定する。これで、インストールCDがドライブに挿入されていれば、CD-ROMドライブから起動するようになる。 |
設定が終わったら、必ず設定を書き込んでから終了する。これで、インストールCDがドライブに挿入されていると、CD-ROMドライブから起動するようになる。そこで、ドライブにWindows OSのインストールCDを挿入し、再起動を行う。コンピュータの起動途中で「Press any key to boot form CD」といったメッセージが表示されるので、ここで何らかのキーを押すと、インストールCDから起動し、Windowsのセットアップが開始される。
[セットアップの開始]画面が表示されたら、[R]キーを押す。するとその次の画面ではキーボードの種類を特定する画面が現れる。Windows OSの再インストールが開始されるように思われるかも知れないが、ここでは[F3]キーを押して中断させず、使用しているキーボードに合わせて対応するキーを押す。
![]() |
| Windows XPのセットアップ画面 |
| インストールCDから起動すると、この画面が現れる。ここで、[R]キーを押すと、回復コンソールが起動できる。 |
回復コンソールが起動するので、ログオンするWindows OSを選択し(複数のWindows OSがインストールされている場合は該当する番号を入力する)、Administratorのパスワードを入力する。コマンド・プロンプトが表示されるので、コマンドを使ってファイルのコピーなどを行い、壊れたファイルを復旧する。なお、「help」を実行すれば、利用可能なコマンドの一覧が表示される。また各コマンドに、「/?」オプションを付けて実行すれば、そのコマンドのヘルプが表示される。また以下のサポート技術情報にも、回復コンソールで利用可能なコマンドの説明があるので、参照してほしい。
- 起動しなくなった Windows Server 2003 ベースのコンピュータで回復コンソールを使用する方法(マイクロソフト サポート技術情報)
![]() |
| 回復コンソールの起動画面 |
| 回復コンソールにログオンするには、ログオンするWindows OSを選択し、Administratorのパスワードを入力する。通常、インストールされているWindows OSは1つだけなので、「1」を入力して[Enter]キーを押せばよい。正しいパスワードを入力しない限り、回復コンソールは起動しない。 |
■事前に回復コンソールをインストールしておく
データセンター設置後はCD-ROMドライブを接続しにくいサーバなどは、事前に回復コンソールをインストールしておくとよい。手順は、以下のようになる。
-
Windows OSが実行された状態で、インストールCDをCD-ROMドライブに挿入する。
-
[スタート]−[ファイル名を指定して実行]をクリックし、[名前]ボックスで以下のコマンドを実行する。
D:\i386\winnt32.exe /cmdcons
(D:はCD-ROMドライブのドライブ・レター)
- Windowsセットアップ]ダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックする。
![]() |
| [Windowsセットアップ]ダイアログ画面 |
| 回復コンソールをスタートアップ・オプションとしてインストールする旨を確認するダイアログが表示されるので、[はい]ボタンをクリックする。 |
これで、回復コンソールのインストールは完了する。再起動を行うと、スタートアップ・メニューの「オペレーティング システムの選択」で「回復コンソール」が選択可能になる。回復コンソールを起動する場合は、矢印キーを使って、回復コンソールを選択し、[Enter]キーを押す。キーボードの種類の選択、ログオンするWindows OSの選択、Administratorのパスワードの入力を経て、回復コンソールが利用可能になる。![]()
![]() |
| Windows OS起動時のオペレーティング・システムの選択画面 |
| 回復コンソールをインストールしておくと、起動時のオペレーティング システムの選択画面で「回復コンソール」が選択可能になる。 |
| 「Windows TIPS」 |
ホワイトペーパー(TechTargetジャパン)
- 第207話 究極の人事システム (2010/2/9)
部長、わが人事部が開発した究極の人事評価システムがついに完成しました! これで不要な社員が一発で分かります! - WindowsTIPS (2010/2/5)
− netshコマンドでTCP/IPのパラメータを設定する
− Virtual PC 2007の共有NATで利用可能なアドレス範囲
− スタンバイ復帰でパスワード入力を要求されないように - 仮想環境でActive Directoryを利用する (2010/2/4)
仮想環境にADをインストールすれば、自由にActive Directoryドメイン・ネットワークを構築して実験できる - 第206話 バナー広告案 (2010/2/2)
いまどきWebマーケティングが不可欠なのは分かるが、強烈な競合に並べてバナーなんか出して、勝ち目はあるのか?
|
|
スキルアップ/キャリアアップ(JOB@IT)
スポンサーからのお知らせ
- - PR -
- - PR -
お勧め求人情報

**先週の人気講座ランキング**
〜CCNA編〜
| ◆ | 企業の仮想化に足りない“発想”とは? 仮想化運用管理のキモは意外なところに! New! |
| ◆ | 操作もマニュアルも分かりやすい! ユーザー視点で開発されたPC管理ツール New! |
| ◆ | 仮想化すればコストは削減できるか? 仮想化に必要な「3つの視点」を解説する |

| ◆ | セキュリティを知り尽くす上野氏が登壇! @ITメールソリューションLive! in Tokyo |
| ◆ | 運用管理の課題を“2つの観点”から分析 ユーザー満足度の高い「仮想環境」とは? |
| ◆ | 世界に通用するストレージの作り方とは? 製品に込めた思いを富士通の開発者に聞く |

| ◆ | OSSで手間も時間も、障害も減った―― 「マピオンの事例」オープンソース活用法 |
| ◆ | 「ノートPCの持ち出し禁止」で大丈夫? 情報漏えいを防ぐ管理手法とインフラは? |
| ◆ | 1日の処理を1秒に――MySQLの達人が語る 「コスト削減」できるチューニング |

| ◆ | ドキュメント作成を自動化して、SEの作業 効率を大幅アップ! Visio 2007の魅力 |
| ◆ | 急速に広がるHyper-Vでのサーバ仮想化 そのベストプラクティスをデルが解説 |
| ◆ | @IT主催セミナーで語られた、「担当者に 求められるセキュリティ対策」をレポート |

| ◆ | @IT「Windows 7」 特設サイトオープン! 最新情報・移行ノウハウを公開しています |












