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Windows Server 2008/Windows Vistaに言語パックを追加する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2008/10/24
対象OS
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows Server 2008やWindows Vistaでは、ベースとなるOSの上に、各言語用のリソースを追加することによってローカライズしている。
Windows Server 2008やWindows Vistaに言語パックを追加すると、ユーザー・インターフェイスの言語を日本語以外に切り替えることができる。
複数の言語パックを追加インストールできる。

解説

 Windows NTやWindows 2000、Windows XP、Windows Server 2003といったOSでは、英語版OSをベースに各種リソースなどを日本語化して(ローカライズして)、日本語版Windows OSが作られている。そのため、英語と日本語環境を切り替えながら利用できる。

 これに対しWindows Vista UltimateやWindows Server 2008では、ベースとなるOSコアの上に、各国語へローカライズされたリソースのセットを載せることにより、多言語化に対応している。日本語と英語といった2種類の切り替えだけでなく、さらに多くの言語を1つのOS上にインストールし、切り替えながら利用することができる。

 日本語OSに例えば英語の言語パックを追加することにより、英語の「ロケール」が利用できるだけでなく(特定のアプリケーションが英語モードで動作する)、ユーザー・インターフェイス全体を英語Windows OSのものに変えたりすることもできる(メニューや各種ツールなどがすべて英語化される)。またTIPS「日本語化されたファイアウォール・ルールのグループ名に注意」で紹介したように、英語OSと日本語OSで挙動が異なるようなコマンドでも、完全に英語版と同じように動作させることが可能となる。

 本TIPSでは、Windows Vista UltimateやWindows Server 2008に言語パックを追加する方法を紹介する。

操作方法

Windows Vistaに言語パックを追加する

 Windows Vista Ultimateには言語パックを追加することができる(Windows BusinessやHomeには不可)。

 これらのOSでWindows Updateを実行すると、更新プログラムの1つとして言語パックが列挙される(日本語版Vistaでは現在のところ、全部で34種類の言語パックが利用できる)。このうち例えば[英語言語パック]を選んでインストールする。

Windows Vista向けの追加言語パック
これはWindows Vista Ultimate上で利用可能な言語パックの一覧。更新プログラムの1つとして提供されている。
これを選んでインストールしてみる。

Windows Server 2008に言語パックを追加する

 Windows Server 2008向けの追加言語パックは以下のサイトからダウンロードできる。

 このページにはアーキテクチャ別、言語の種類別にいくつかファイルが用意されているので、適切なものをダウンロードする。提供されているファイル(.imgファイル)はDVDイメージなので、ダウンロード後、DVD-Rなどに焼いてシステムに読み込めるようにする。

 次に[コントロール パネル]の[地域と言語のオプション]を開き[キーボードと言語]タブを選択する

Windows Server 2008に言語パックを追加する
Windows Server 2008に言語パックを追加するには、言語パックのプログラムをダウンロードし、システムに組み込む。これは[コントロール パネル]の[地域と言語のオプション]を開き[キーボードと言語]タブを選択したところ。言語パックを追加すると、ここに言語のメニューが新しく表示されるようになる。
このタブを選択する。
これをクリックして、ダウンロードした言語パックを追加する。

 そして[言語のインストールまたはアンインストール]をクリックし、表示されたダイアログで[言語のインストール]ボタンをクリックする。そしてDVD-ROMドライブの\langpacksフォルダを指定して、言語パックを追加インストールする。追加された後の操作はWindows Vistaの場合と同じである。

言語パックを切り替える

 言語パックをインストールすると、[コントロール パネル]の[地域と言語のオプション]の[キーボードと言語]タブの表示言語グループに、インストールされている言語の一覧のドロップダウン・リストが表示される。切り替えたい言語を選んで[OK]をクリックすると、次回のログオンから、ユーザー・インターフェイス言語(つまりメニューやデスクトップのタイトル文字列など)が指定した言語に切り替わる。

Windows Vistaに追加された言語パックの例
英語パックを追加すると、このように表示言語に英語が選べるようになる(Windows Server 2008でも同じ)。
言語パックの選択。切り替え後はいったんログオフすること。

コード・ページを切り替える

 ユーザー・インターフェイスの言語を切り替えるのではなく、(従来のOS上での操作のように)単にコマンド・プロンプト上でコード・ページを切り替えるだけなら、chcp(change code page)コマンドを実行すればよい。日本語にするならコード・ページ番号=932番、英語にするなら437番にそれぞれ切り替える。日本語OSだと表示がおかしくなるような英語版のソフトウェアが、コード・ページを切り替えるだけで正しく表示できるようになることがある。

 Windows Server 2003以前のOSには、コード・ページを切り替えるためにjp.batやus.batというコマンドが用意されていたが、これらはWindows VistaやWindows Server 2008では用意されていない。簡単な内容なので、必要なら自分で作っておけばよいだろう(TIPS「jp、usコマンドを利用する」も参照)。End of Article

※ファイル jp.bat
@echo off
rem change to 932 (JAPAN)
chcp 932

※ファイル us.bat
@echo off
rem change to 437 (US-EN)
chcp 437

「Windows TIPS」

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