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Sysinternalsツールをオンラインで使う

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 小林 章彦
2008/11/28
TechNetサイトでは、管理に役立つさまざまなツールが「Windows Sysinternals」のツール群として提供されている。
Windows Sysinternalsは、新しいツールが追加されたり、こまめにバージョンアップされたりするため、コピーした手元のツールを最新に保つのは少々手間がかかる。
Windows Sysinternalsをインターネット経由の共有フォルダとしてアクセスすれば、常に最新のツールが利用できる。

解説

 マイクロソフトのTechNetサイトでは、Windowsシステムやアプリケーションを管理したり、トラブル・シューティングしたりするためのユーティリティ「Windows Sysinternals」が提供されている。Sysinternalsは、もともと1996年にMark Russinovich氏とBryce Cogswell氏が立ち上げたもので、2006年7月にMicrosoftによって買収された。以降、TechNetサイトのサービスとして、Sysinternalsのツール群が無償で提供されている。

 Sysinternalsでは、レジストリのすべての活動をリアルタイムで確認できる「Regmon」や頻繁に使用するファイルを最適化する「Contig」など、原稿執筆時点では64個のツールが提供されている。これらのすべてのツールがZIP形式でアーカイブされたものは、以下のURLをリンクするとダウンロードできる。

 Windows Sysinternalsはこまめにバージョンアップされたり、新しいツールが追加されたりするため、最新版に維持するためには少々手間がかかる。実は、Windows Sysinternalsはインターネット経由の共有フォルダ(WebDAVフォルダ)としてアクセス可能になっており、WindowsエクスプローラやInternet Explorer(IE)を使って直接アクセス可能である。つまり、ツールをローカルにコピーせずに、Windows Sysinternalsの共有フォルダから直接実行するなどすれば、常に最新版が利用できることになるわけだ。

操作方法

 Windows Sysinternalsのインターネット経由の共有フォルダを、Windowsエクスプローラで開くには、Windowsエクスプローラのアドレスとして、以下のUNCを指定すればよい。

 Windowsエクスプローラの[マイ ネットワーク]−[Web Client Network]に[live.sysinternals.com]が追加され、Windows Sysinternalsへのアクセスが可能になる。

 [live.sysinternals.com]には、「Files」「Tools」「WindowsInternals」の3つのフォルダが存在する。Filesフォルダには、ツールごとにZIP形式でアーカイブされたファイルが置かれている。Toolsフォルダは、ツールが展開された形式で置かれており、直接実行することが可能だ。WindowsInternalsフォルダは、accvio.EXE(クラッシュするテスト・プログラム)などのテスト用のツールが置かれている。

Windowsエクスプローラでlive.sysinternals.comを開いたところ
Windowsエクスプローラのアドレス・バーに「live.sysinternals.com」を入力することで、Windows Sysinternalsを直接開くことができる。

Windows SysinternalsのFilesフォルダを開いたところ
Filesフォルダには、ツールごとにZIP形式でアーカイブされたファイルが置かれている。ここからコピーすると、対応するマニュアルやヘルプ・ファイルなどを間違えずに入手できる。

Windows SysinternalsのToolsフォルダを開いたところ
Toolsフォルダには、ツールが展開された形で置かれており、直接コピーしたり、実行したりできる。このフォルダを同期すれば、常に最新版を手元に置くことが可能だ。

 同様にIEのアドレス・バーに以下のUNCを指定することでも、Windows Sysinternalsを開くことが可能だ。IEの「お気に入り」に登録しておけば、簡単にWindows Sysinternalsにアクセスできるようになる。

IEでlive.sysinternals.comを開いたところ
IEのアドレス・バーにUNCを入力しても、Sysinternalsを開くことができる。自動的にWindowsエクスプローラが開き、live.sysinternals.comに接続される。

 上述のように、開いたToolsフォルダから直接、ツールを実行することも可能だが、ネットワークの負荷やプログラムの起動時間を考えると、定期的にローカルにコピーしておいた方が実用的だ。常にすべてをコピーしまうと簡単だが、ネットワークやWebサイトの負荷を考えるとお勧めできない。フォルダの中で更新されたものだけをコピーするようなツールを利用するとよい。例えば、robocopyツールを利用して、2週間に1度程度、フォルダを同期するようにタスクに仕掛けるとよいだろう。

Windows TIPS:robocopyでフォルダをバックアップ/同期させる

 なお、このサイトへのアクセスはWevDAV機能を使って実現されている。もしWindowsエクスプローラやInternet Explorerで開けない場合は、「WebClient」サービスが有効になっており、実行中になっているかどうかを確認すること。End of Article

「Windows TIPS」

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