Windows TIPS
[System Environment]
  Windows TIPS TOPへ
Windows TIPS全リストへ
内容別分類一覧へ

Windows XPでMS-DOSの起動フロッピーを作成する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ
2002/01/17
対象OS
Windows XP Professional
Windows XP Home Edition
BIOSアップデートなどでは、今なおMS-DOSの起動フロッピーが必要になる場合がある。
Windows XPでは、MS-DOSの起動用フロッピーを作成するためのオプションがエクスプローラからのフォーマット機能に追加された。


解説

 起動可能なCD-ROMドライブを備えたシステムが広く普及したことから、最近ではフロッピー・ドライブからシステムを起動する必要性はほとんどなくなってきた。しかし特殊な条件下では、フロッピー・ドライブからの起動に頼らざるをえないこともある。

 典型的なケースの1つは、PCシステムのBIOSを更新する場合である。ベンダによっては、DOS(互換DOS)の起動イメージを含んだ状態でBIOSアップデート用のデータを公開している場合もあるが、そうでないときには、DOSの起動フロッピーが必要になる。この際Windows 9xやWindows Meを使っているなら、これらのインストール用CD-ROMから起動フロッピーを作成すればよい。残念ながら、基本的にWindows 2000にはDOSの起動イメージは提供されていないが、必要ならインターネットで公開されているDR-DOSを入手して利用するなどが可能だ(この詳細については「PC Hints:DOSシステムを入手する方法」を参照)。

 それではWindows XPではどうだろうか? 答えは簡単。Windows XPでは、フロッピー・ディスクのフォーマット・オプションの1つをチェックしてフォーマットを実行すればよい。


操作方法

新たに追加されたDOS起動ディスク作成オプション

 操作はいたって簡単だ。フロッピー・ディスクをドライブに挿入し、Windows XPのエクスプローラの[マイ コンピュータ]にあるフロッピー・ディスク・アイコンを右クリックし、表示されるショートカット・メニューの[フォーマット]を実行する。

フロッピー・ドライブ・アイコンのショートカット・メニュー
まずは通常のフォーマット操作をフロッピーに対して実行する。画面はエクスプローラの[マイ コンピュータ]にあるフロッピー・ドライブ・アイコンを右クリックしたところ。
  このコマンドを実行する。

 すると、次のようなフロッピー・ディスクのフォーマット用ダイアログ・ボックスが表示される。

フロッピーのフォーマット用ダイアログ・ボックス
Windows XPでは、フォーマット・オプションの1つとして、MS-DOSの起動ディスク作成用のチェック・ボックスが追加された。
  Windows XPで新たに追加されたフォーマット・オプション。これをオンにしてフォーマットを開始すると、MS-DOSの起動用フロッピーが出来上がる。

 画面から分かるとおり、Windows XPでは、フォーマット・オプションの1つとして[MS-DOSの起動ディスクを作成する]という項目が追加された。裏ワザなど使わなくても、このチェック・ボックスをオンにしてフォーマットを開始すれば、起動可能なフロッピー・ディスクが出来上がる。

 出来上がったフロッピーの内容を見てみると、次のようになっていた。

作成されたフロッピーの内容
MS-DOSの起動イメージ(MSDOS.SYS、IO.SYS)、およびコマンド・インタープリタのCOMMAND.COM以外は、ディスプレイ・ドライバとキーボード・ドライバと、ディスプレイ・モードの変更用コマンド(MODE.COM)くらいしか収録されていない。また日本語対応用のファイルも存在しない。このフロッピーから起動すると、英語版のMS-DOSが立ち上がるので、BIOSの書き換えなどには好都合だろう。それらのプログラムを実行する場合は、一般的には英語環境にしておかないとうまく表示ができなかったりするからだ(日本語環境だと、画面が真っ暗になってしまったりする)。

 このようにフロッピーの中には、英語版のMS-DOSを起動するための最低限のファイルだけが収められている。ちなみにVERコマンド(MS-DOSのバージョン・チェック用コマンド)を実行したところ、「Windows Millennium [Version 4.90.3000]」と表示された。各ファイルは(英語版の)Windows Meのものと同じようである。

 BIOSアップデート用としてはこれで十分だが、上の結果からも明らかなように、FORMATコマンド(ディスクのフォーマット)もなければ、FDISKコマンド(ディスクのパーティショニング)もない(CD-ROMを読み出すためのドライバや、MSCDEX.EXEなどもない)。これらの操作は、Windows XPのインストール用CDから起動して実行できるので、通常は不要だと思われるが、作成したフロッピーからMS-DOSを起動して、これらのツールを使いたいと思うなら、どこからかコマンドを入手しなければならない(残念ながら、Windows XPではこれらのDOSコマンドは提供されていない)。End of Article

関連記事
  PC Hints:DOSシステムを入手する方法 (PC Insider)
     
この記事と関連性の高い別のWindows TIPS
Windows 2000のインストール用起動フロッピーを作成するには
Windows XPのインストール用起動フロッピーを作成するには
DOS起動用のUSBメモリを作る(DOS-on-USB編)
BIOSをアップデートする方法
Windows 2000のインストールとService Packの適用を一度に行う方法
このリストは、(株)デジタルアドバンテージが開発した
自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。
generated by

「Windows TIPS」

TechTargetジャパン

Windows Server Insider フォーラム 新着記事
  • Windowsの画面をChromecastでテレビに表示する (2014/10/31)
     会議室のテレビでプレゼンテーションしたい。そんな場合、ChromecastとGoogle Chromeを使えば、Wi-Fi経由でWindowsの画面をテレビに表示できる
  • プロセスとスレッド (2014/10/30)
     OSカーネルを理解するための基本、プロセスとスレッドについて解説。タスクマネージャーを使ってWindows OSの中を見てみよう
  • WindowsでIEを使って文字コードを変換する (2014/10/29)
     Windows標準ツールはシフトJIS以外の文字コードを正しく扱えないことがある。そこでIEを利用すると、手軽に文字コードを変換して別のファイルに保存できる
  • 第435話 新旧交代 (2014/10/28)
     あらまぁ。最近はこんなもんで新聞がタダで読めちゃうってのかい? それじゃあお金を払うのはバカみたいじゃないの……
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

イベントカレンダー

PickUpイベント

- PR -

アクセスランキング

もっと見る
- PR -

ホワイトペーパーTechTargetジャパン

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

ブランドコンテンツは国境を超えて拡散する
BrandedとSocial@Ogilvy(ソーシャル・アット・オグルヴィ)が主催するアジア最大規模の...

(前編)顧客思考を追究するトイザらスの「脱オムニチャネル」
徹底した顧客重視の視点により、トイザらスは「オムニチャネル」から「シームレスリテイ...

ジャストシステム、LINEの企業スタンプに関するユーザーの行動調査の結果を発表
ジャストシステムは10月30日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」...