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DNSサーバをコマンド・プロンプトから制御する

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2005/02/19
 
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
サポート・ツールに含まれているdnscmd.exeを使えば、DNSサーバをコマンド・プロンプトから制御できる。
DNSサーバの状態や構成の調査、レコードの追加/削除などが行える。
スクリプトと組み合わせると、大量のレコードを素早く追加したり、削除したりすることができる。
 
解説

 Windows Server OSのDNSサーバを管理するためには、通常は[スタート]メニューの[管理ツール]に用意されている[DNS]ツールを利用する。だがtelnetでリモートからコンピュータへ接続して管理している場合には、コマンド・プロンプト上からDNSサーバを管理できると便利である。また、大量のリソース・レコード(ホスト・レコードや逆引きレコードなど)を機械的に登録したいような場合には、やはりコマンド・プロンプトからスクリプトなどを使って利用できるとありがたい。GUIツールを使って、大量のレコードを手動で登録するのは面倒だし、間違いやすいからだ。

TIPS「サポート・ツールについて」

 DNSサーバをコマンド・プロンプトから操作するには、サポート・ツール(関連記事参照)に含まれるdnscmd.exeを利用する。Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003のインストール用CD-ROMメディアには、「\SUPPORT\TOOLS」というフォルダがあり、この中にサポート・ツールが用意されている。これをセットアップ後、コマンド・プロンプトからdnscmdを実行すればよい。


操作方法

dnscmdの基本的な使い方

 dnscmdの使い方はサポート・ツールに付属のヘルプ・ファイルを参照すればよいが、OSのバージョンによってdnscmdの機能(オプション)も異なっているので(Windows Server 2003のサポート・ツールに付属のものが一番機能が多い)、最終的にはオプションなしでdnscmdを実行してヘルプ・メッセージを表示させて確認するとよい。また各コマンドに対するサブコマンドを表示させるには、例えばdnscmd /info /?のように、最後に/?を付ける。

 次の例はDNSサーバの構成情報を表示させる例(/infoオプション)の使用例である。

C:\>dnscmd server01 /info
Query result:
Server info
        server name              = server01.d-advantage.com
        version                  = C2000005 (5.0)
        DS container             = cn=MicrosoftDNS,cn=System,DC=d-advantage,DC=com
        forest name              = N/A
        domain name              = N/A
(以下省略)

 オプションによっては、さらにゾーン名や属性などのパラメータを必要とするものもある。次の例は、ゾーン情報を表示させたところである。

C:\>dnscmd server01 /enumrecords d-advantage.com "@"
Returned records:
@ [Aging:3542460] 600 A 192.168.1.51
                 [Aging:3542362] 600 A  192.168.1.52
                 [Aging:3542220] 600 A  192.168.1.53
                 3600 NS        server01.d-advantage.com.
                 3600 NS        server02.d-advantage.com.
(以下省略)

DNSレコードの登録

 dnscmdを使って、DNSのレコード(リソース・レコード)を登録したり、削除したりすることもできる。以下に/RecordAdd(指定されたリソース・レコードの追加)の例を示す。

C:\>dnscmd server01 /recordadd d-advantage.com syspc-01 A 192.168.1.101
Add A Record for syspc-01.d-advantage.com at d-advantage.com
Command completed successfully.

C:\>dnscmd server01 /recordadd 1.168.192.in-addr.arpa 101 PTR syspc-01.d-advantage.com
Add PTR Record for 101.1.168.192.in-addr.arpa at 1.168.192.in-addr.arpa
Command completed successfully.

 例えばこの機能をforコマンドと組み合わせて実行すれば、pc1〜pc100というホスト名に対して、10.1.2.1〜10.1.2.100というIPアドレスを対応付けるレコード(AレコードやPTRレコード)を素早く作成させるといった作業が簡単に実行できる。End of Article

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